こんにちは、へっぽこママのちよです。
産後「妻が変わった…」と思うパパは多いと思います。
生まれた子どもは可愛い…けど、産後妻は赤ちゃんにつきっきりで自分は後回し。
妻の自分への愛情が薄れてきているようで淋しい気持ちを抱えていませんか?
戸惑ったまま、うじうじしていても仕方ありません。
ママとパパという関係でも、愛し合えるにはどうしたらいいか参考にしてみてください。
男性が女性の変化に戸惑う理由

産後の女性は変わる?
子どもが生まれ、子どもにつきっきりのママを見て自分に対しての愛情が薄れたのではないかと淋しい気持ちを抱えているパパは少なくないと思います。
子供のことは可愛いのに、自分を後回しにされて「昔はあんなに仲良くラブラブだったのに…」とすねてしまっていませんか?
ママとの関係をより良くするために、産後のママの変化を理解し愛情を取り戻しましょう。
「妻」から「母親」になったことへの戸惑い
女性は、妊娠・出産すると本能として「母親」になります。これは、ママ自体が意識していなくても『子ども優先』に考え、育児に取り組みます。
『母性本能』は女性にだけ備わったものであり、だからこそ出産の痛みにも耐えられるのだと言われています。
一方、男性の方には母性本能が備わっていないため、男性自身が育児に積極的に関わろうとしない限り、家庭での「置いてけぼり」になってしまうのです。
ですが、男性自身がいきなり育児に向き合うことは大変なこと。母性本能のある女性のようには、なかなかいかないのが現実です。
自分のことを気にかけてくれていた妻が、子どもが生まれたことによって育児に集中することによって今までされていた「帰ったらご飯ができている」「家がきれいになっている」「洗濯、アイロンができている」なんてことが疎かになってしまいます。
男性自身、その程度であれば「仕方がない…」と理解できるかもしれませんが、『自分より子どもを優先する』妻の姿は、出産前とは随分違ったものにうつるでしょう。
子どもがいるからと、わかっていても妻が「母親」へと変化したことに戸惑ってしまう男性は多くいます。普段から家のことに関わっていない男性ほど、この変化に心がついていけないのだと言われています。
また、「俺のことは?どうしてのけものにするの?」と不満が出ていても、子どもと対抗っしているようで嫌な気持ちになってしまうそうです。男性の心は、女性ほどすんなり子どものいる生活に慣れていけないようです。

“のけもの”のような淋しさがある
会社に行って疲れて帰ってきても、妻は子どもにかかりっきりという状況は淋しさを感じてしまうそうです。放っておかれているようで自分の存在感を家庭の中で確認できなくなってしまいます。妻が子どもにべったりだと、なかなかその間に入っていけないという気後れもあります。
男性の中には、自分を優先してくれない妻に対し、腹をたて以前と同じように『自分が一番』の生活を強要してくる男性もいます。
ですが、ほとんどの男性は自分の血の分けた子どもの誕生を喜び、生んでくれた妻に感謝して一緒に子育てを楽しんでいきたいと思うことが多いです。
ただし実際に「伝え方がわからない」ことから、うまく関われないで過ごしている場合が多いです。
子どもを抱っこしても、赤ちゃんが泣き出してしまいあやしきれず妻に嫌な顔されていまうという態度を何度もされると「一緒に子育てを楽しめなくなってしまう」と悲しみが抑圧されてしまうそうです。それが、少しずつ怒りに変わっていってしまうのです。妻が自分をのけ者のように扱いへの「皮肉」に近いものになります。
家族がひとり増えたということへの気持ちの変化
出産というのは、この世に命を生み出すことです。子どもが生まれた時の感動を鮮明に覚えているパパは多いことです。
しかし、少なくともこれから数十年続く「子育て」が始まりでもあります。我が子を抱いたときに、親としての責任の重みをを感じたことでしょう。そして、家族がひとり増えるということは、生活が激変する意味でもあります。
夫婦2人の静かで穏やかな生活の中にやってくるのは、まったく言葉も通じない生き物です。
ママの”妊娠中の辛さ”も”出産の痛み”も想像するしかないパパは、子育ての大変さもわかっているつもりでも、いざ子育てをしてもなんだか自分は「脇役」に追いやられてしまっている気持ちになってしまいます。
毎日の当たり前がなくなりなったこともこんなに我慢して協力しているのにと、ママに不満を持ってしまいます。生活が変わるストレスを抱えるのはパパも同じ、だからこそここは腹をくくって夫婦で乗り越えるしかありません。
パパになった男性が忘れがちなこと

赤ちゃんのお世話の大半はママがしているのが現状です。
パパが我が子の顔を見るのは1日に数時間。そんなパパが案外忘れていることがあります。
【こどもは放っておくと死ぬ】ということです。
赤ちゃんを子育て中のママは、とにかく「子どもを死なせない」ことに全神経を注いでいます。すこしでも放っておけば、簡単に赤ちゃんは死んでしまうからです。
でも、すでに大人になっているパパは放って置いても、我慢もできますし死にません。なんで、後回しになるのです。パパへかける愛情とはまた違った次元で、ママたちは子育てをしています。
産後の女性の現状を理解する
妊娠してたら約1年で、女性の体は劇的に変化します。赤ちゃんが大きくになるに連れ内蔵を圧迫させながらお腹も大きくなります。
出産も命がけですが、出産後の身体も交通事故にあったのと同じくらいダメージを受けすぐには戻りません。帝王切開の場合も、手術をしているので傷だって当たり前に痛みます。
そして赤ちゃんを生んだことによって急激にホルモンが変化するので、情緒も不安定になり些細なことでイライラしたり悲しくなったりします。これが「産後うつ」や「育児ノイローゼ」につながります。
そんな極限状態の中で、日々5キロほどの重量の赤ちゃんを抱えてあるき回り、睡眠もろくに取れず育児に奮闘しているのです。
いくら「育児休業」だからといっても、現に今のママは「外で働いていたほうが楽だ」と思っていることが多いです。育児には休みがなく、無給なのです。
ですが、どんなに頑張ってもパパから母乳は出ません。しかし逆に、パパとママの違いは「母乳が出るか、でないか」しか差がないのです。
赤ちゃんにとって母親のほうがいいと思っているかもしれませんが、それはただの思いこみです。パパにだってぬくもりがあります。ママも子どもが生まれて初めての育児は、試行錯誤しながらです。ママだけが何でも知っているわけではありません。
なので、パパも位置から勉強したりママの気づいたことを聞いたりして育児を頑張ってみるのはどうでしょうか?
上手くいかないことがほとんどですが、それでもパパにとっていろいろな発見があるはずです。子どもが可愛いということと肉体労働という関連性にも気づくでしょう。

妻との時間がほしいのであれば
子育てが大変なのは理解ができるけど、それでも寂しい…。もっと構ってほしい…。と思ってしまうのがパパの本音だと思います。
では、どうしたらママとの2人時間がもてるのか考えたことはありますか?
答えは簡単、ママの負担を減らしてあげることです。
極限まで疲れていた状態では、誰かに優しくできることはできません。セックスなんてなおさらです。なので、オムツを替える、お風呂に入れる、寝かしつけをする等、パパができることを増やしていきましょう。
※ちなみに『子どもが機嫌がいい時に遊ぶ』はカウントには入りません。
帰宅して子供のことが何もできないというのであれば、家事をしましょう。朝食の準備や食器洗い、休みの日なら部屋の掃除などできることはたくさんあります。
『妻のお母さん(or夫のおかあさん)が手伝いに来ているから、妻は楽をしている』とおもっているパパは要注意です。手伝ってもらえるのはこれまで、妻と母親の良好な関係性があるからこそのことです。なのでそこに簡単に乗っかって、自分の子育てを放棄して良いわけではありません。
パパはママの子どもではないのですから。

育児時期は時限爆弾である
自分だけを見てくれていた妻の愛情が、子どもに取られてしまった気がして子どもに”嫉妬”してしまうパパもいます。
自分の場所がなくなったように思ってしまい、飲みに行く回数が増えたり、趣味に没頭し家にいることが少なくなったり、浮気したりと違うことに意識が向いてしまったりします。
こんなことをしていても、ママは何も言わないかもしれません。
でもこれが、「自分に関心がないから」や「自分が稼いでるんだから」などといった子育てに関わらない言い訳にする気持ちは、ママに見透かされています。そして、そのツケはいずれ必ず払わされる日がきます。
育児時期の不満は、一生忘れるものではありません。なぜなら、ママの人生において最も大変な時期だからです。
逆に、大変な時期に力を合わせて子育てをした思い出は、夫婦の絆を強く温かいものになっていきます。まずは心のこもった「ありがとう」というねぎらいの言葉をかけることから始めてみましょう。
まとめ

産後のママがなぜパパに構ってくれなくなったか、理解できましたでしょうか。
簡単に言ってしまうと「手をかけないと死んでしまう、言葉も通じない愛しい存在がいるから」ということです。
なかなか急に理解はできないかもしれませんが、パパ自身も子育てに少しずづ参加をしママの負担を助けしていくことでママとの2人の時間ができ、仲を取り戻すことができます。
少しでも参考になれば幸いです、最後までお読みいただきありがとうございました。
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