こんにちは、へっぽこママのちよです。
「こんな小さいときから保育園に入れるなんて可哀想」「0歳から保育園に入れるなんていいのだろうか…」と言われたり思っているママは多いのではないでしょうか?
ママになっても仕事を続ける理由はさまざまですが、家族や職場の上司などからチクチクと言われたら、より一層気になってしまいますよね。
子どもと一緒に過ごす時間が短くなって寂しくなるのは、ママが一番つらいことだと思います。ですが、各家庭いろいろな事情でそういった対応をしないといけないことが多いです。
そんなママが、前向きになればいいなと思いますので最後までお読みいただければ幸いです。
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保育園に入れるのが可哀想と思うのはなぜ?

ママでさえ、0歳から保育園にあずけるのが後ろめたい気持ちがある中…家族や周りからも「可哀想だ」と言われるので、ママの不安な気持ちがより一層大きくなってしまうのです。
「子どもが小さいうちは母親が育てるべき」という『昔からの社会通念』が今でも残っており、ママ自身も心のどこかで「本来はそうしたほうがいい」と思っているのではないでしょうか?
実際に保育園に入れてからも、朝預けるときに泣いてしまう子どもを見て「可哀想なことをしている」と罪悪感が強くなる傾向があります。
思いつめてしまうママもいると思いますが、小さいうちから保育園に預けることは可哀想なことではありません。大切なことは、ママが子どもと一緒にいて幸せだと思えることです。
ママによって気持ちはそれぞれ異なります、『子どもとずっと一緒にいることに幸せを感じる人』『仕事もしながら子どもといることの方が幸せだと思える人』など。
ママが笑顔であれば、子どもも安心して笑顔になります。
いくつの頃に入園させた?

4月入園のタイミングで保育園へ預ける方が多く、預け始めた月齢にはばらつきがありますが、月齢を重ねてからの入園が比較的多いです。(特に、育児休業が切れる1歳児が多い)
0歳児入園を決めた理由
先輩ママ・パパが0歳児入園を決めたのはどんな理由はどんなことなのでしょうか?。
0歳児入園の方が入りやすい
保育園に「入りやすさ」を優先して0歳からの入園を決める家庭もあります。
0歳クラスからのほうが入所させやすく、育休が切れる1歳からの保育園入所の倍率が高くなるため、すぐに復職できるように入りやすいときに入園を決めます。
また、春から「認可保育園」にいれるために『ポイント加点、実績づくり』をするために0歳で認可外保育園へ入れる家庭もあります。これは、ポイントが多い分保育園に入りやすくなるからです。
住んでいる地区によって激戦区では熾烈な入園合戦がくりひろげられる保育園の入園。希望する保育園が決まっている場合などは、早めに動き出すのが確実です。
職場復帰に合わせる
職場復帰の時期があらかじめ決まっていたママ・パパは、育休開けと同時に保育園へ預けはじめています。会社によっては1年以上の産休が取れないなんて話があるのでそれに合わせて復職をします。
本音では「もっと育休を延長したかった…」「子どもともっと一緒に過ごす時間が欲しかった」というママ・パパもいます。
経済的な理由
「働くためには預けなければならず、しかたなく入園させた」というママ・パパも多いです。
「パパのみでの収入で家計をやりくりするのが難しく、妻に早期で職場復帰してもらわないといけない」や「シングルマザーだから稼がないといけない」など、各家庭の経済的理由で保育園に預けなくてはいけない状況の場合もあります。
0歳児入園のメリット

子どもを0歳から保育園に預けたことで、どんなメリットがあるのでしょう?
人見知り前に保育園に慣れる
月齢の早い段階では、人見知りが始まる前に保育園に入園できます。
子ども自身の自我が発達する前に預け始めることで「子どもが泣いてしまってつらい」というママ・パパの罪悪感は少なくなるかもしれません。
育児のアドバイスがもらえる
ちょっとした育児の悩みや心配事を、保育士さんに相談ができます。食事やトイレのトレーニングも、早い段階から保育園と連携して行うことでスムーズに進むケースもあります。
保育園では食べてくれる料理なんかを真似して家で作れることは良いですよね。
生活に余裕が生まれ、家ではできない経験ができる
ママが早く仕事を復職し、仕事に専念することで家計が楽になり、オンとオフの切り替えがうまくできるようになります、適度にリフレッシュできて心に余裕ができるのもメリットです。
また、保育園にいる子どもは「歌やダンス、夏場のプール遊び」など、お家でやるよりもたくさんの同じ月齢の子と混じって遊ぶことによってとって良い刺激になります。
クリスマスやハロウィンなどの季節的な行事を通して貴重な体験もできます。
子どもの生活リズムも整う
朝規則的に起きるようになり、登園時間やお昼寝の時間などが決まってくることで、自然と規則正しい生活ができるようになるものメリットになります。日中の刺激が多い分、夜もよく寝るようになります。
社交性が身に付く
早くから集団生活に慣れることで、子どものコミュニケーション能力が養われます。
お友達や先生など、家族以外の人と過ごすことで人見知り無く、誰にも機嫌よくニコニコするようになり、周りの人から可愛がられたという意見もあります。
保育のプロに子どもの発達や生活全般を見てもらえることは、親にとって大きなメリットだと思います。集団生活を送るなかで、ルールなどを自然と学ぶこともあります。
今の時代、子育ての基準を自分なりに持つことが難しくなっていると感じます。子どもが成長するにつれて、子どもの発達に不安を持つママも多いと思います。
保育園に通うことで、ママが不安に思っていること悩んでいることを、お迎えの時などに先生へ気軽に相談できるから心強いです。
0歳児入園のデメリット

子どもを0歳から保育園へ預けたことで後悔したことやどんなことが大変だったことはなんでしょうか?
家族や周りが「かわいそう」とうるさい
どうしても、祖父母や義両親、親しい人から、こんなに早くから預けるのは可哀想と言われることが多いと思います。
何回も言われることによって、ママ自身も悪い事をしているのかもしれないと悩んでしまいますよね。
「可哀想だ」「子供は3歳くらいまで親が育てた方がいい」「息子の収入に不満があるのか」などと言われることもあるそうで、なかなか理解してもらえません。
家庭の事情があって保育園へ預けているのに、周りの人から感情論を押しつけれるとイライラしたり、悲しくなってしまいます。
少しだけ頑張って、保育園で過ごすことのメリットを説明し理解を求めてみましょう。それでも保育園に否定的な方ががいる場合には、もうその人の話は聞き流すことにしましょう。
病気に感染しやすい
保育園に入園してからは1年は風邪をよく引くと聞きます。実際に、1週間に1回は発熱などの体調不良をおこす子もいたり、流行性の病気には必ずと言っていいほどうつされてかえって来る。というお話も聞きます。
また、すぐ病気になるので復職したママも呼び出しなどで中々仕事に集中出来ず、職場の人に嫌な目で見られるということもあります。
集団生活をする以上、病気との付き合いは避けれません。帰宅後の手洗いうがいを徹底し、0歳児で入園させる場合は、「予防接種」はしっかり受けるようにするのがおすすめです。
はじめて瞬間に立ち会えない
0歳から保育園に入ることで、「はいはいをする」「おすわりをする」「ハイハイをする」「歩く」などといった過程を、家ではなく保育園ですることがあります。初めてが保育園で成長に立ち会えないのは悲しいですね。
子どもの成長する瞬間を見守れないのは、親としては寂しく感じてしまいます。
ですが、保育園で『身長や体重、手形・足形』などの成長記録やお誕生日カードなどを作成してくれることもあるので、先生のことも、子どもの成長を見守ってくれる仲間と思えば心強いです。
保育料が高い
保育料は、パパと(働いてる)ママの年収で金額が決まります。ママ・パパの就労状況や入園した保育園によっては保育料が高くなってしまうことも。
「働くための保育料なのか、保育料のために働いているのか」と思うママも多いと思います。
市区町村によっては保育料の助成を行っているところもあるので、役所の人と相談したり、ママ友からの情報を得て、助成制度は最大限に活用してみましょう。
保育園以外の短い時間に心がけること

平日は保育園や職場にいるのがほとんどなので、一緒に過ごす時間がどうしても短くなります。
親子関係を築くのに、時間の長さは関係ないそうです。帰宅後の短い時間でも、目と目を合わせて楽しく食事をしたり、会話をしたり、寝る前の読み聞かせもいいですね。
赤ちゃんならオムツ替えや抱っこしてほしそうなときにゆらゆらと抱っこしたりなど、短い時間でもしっかり子どもと向き合ってみましょう。
入園前の注意点

入園前に注意した方がよいのは以下のポイントです。
保育園行事
特に調べておきたいのが、保育園の「保護者会」や「親子イベント」です。
パパとママが保育園の活動にどれほど関わるのかは、保育園によってかなり差があります。必ずチェックしておきましょう。
登園できない場合の対処
子どもの急な体調変化によるお迎え連絡が来た場合や、病気で保育園へ登園できない場合、家族間で送り迎えの段取りを決めておきましょう。
近くにサポートしてくれる家族がいないときは、地域の「ファミリーサポート」に登録するのがおすすめです。
ファミリーサポートとは
育児などの手伝いを依頼したい人と、手伝いを提供したい人が会員として登録して助け合う互助援助活動です。保育園にもあらかじめ話しておくことで、ファミリーサポートの方に送り迎えをお願いすることもできます。
子ども自身の準備をしておこう
母乳だけの育児(完全母乳育児)を行っているママは、ミルクや哺乳瓶に慣れさせる練習をしましょう。哺乳瓶が使えず水分が取れないとなると、慣らし保育が伸びてしまい職場復帰が難しくなる場合もあります。
入園の際は「おむつにはひとつひとつ名前を記入しなければいけない」など、思わぬ手間が発生することもあります。準備は早めに行って損はありません。予防接種のスケジュールも確認し、入園前までに受けられるものは済ませておきましょう。
まとめ

筆者はの住んでいる地域は、保育園激戦区でした。1歳児クラスに入園予定でしたが、どこもいっぱいで待機児童も沢山いました。4月入園はできず、育児休暇も半年ほど伸ばしましたが、6月には途中入園が決まりました。
激戦区の場合、0歳から保育園に入るのも難しいです。なので、自分の住んでいる地区の保育園状況を必ず確認することをおすすめします。
保育園選びも必ずしてください!
0歳児から保育園へ預けることは、決して悪いことではありません。
子どもと離れる時間が増える分、一緒にいられるときに愛情をたっぷり注いであげましょう!
ママ・パパ本人が子どもを保育園へ預けることを「かわいそう」だと感じないためにも、子どもを安心して預けられる保育園を選びましょう。
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