【双胎妊娠】双子の妊娠する確率とリスク

☆妊娠

こんにちは、へっぽこママのちよです。

双子や三つ子などの多胎児は奇跡と思うほど珍しいことだと思います。

そんな一度に2人を授かる双子の妊娠はさまざまな面で、単胎妊娠の場合とは大きく異なります。

今回『多胎児の妊娠する確率とリスク』のお話をしたいと思います。

見出しポイント!
  • 双子を妊娠する仕組み
  • 双子を妊娠する確率
  • 兆候と症状
  • 双子妊娠のリスク
  • 双子の分娩について
  • 分娩費用は? など

双子妊娠の基礎知識を知りましょう。

双子を妊娠する仕組み

  • 1人の胎児がいる妊娠を「単胎妊娠」
  • 2人いる妊娠を「双胎妊娠」
  • 2人以上の妊娠を「多胎妊娠」

一般的な「双子」という言葉は双胎妊娠の胎児(双胎児)あるいは生まれてきた子ども(双生児)のことを指します。双胎は、受精卵の数によって「一卵性双胎」「二卵性双胎」の2種類に区別されています。

一卵性と二卵性

一卵性双胎

もともとひとつの受精卵だったのが、何らかの理由で早い時期にふたつに分離して、それぞれが胎児として成長します。遺伝情報は同じで、 性別や血液型も同じで容姿がそっくりといった特徴があります。

二卵性双胎

一般的に、排卵は左右どちらかの卵巣から1個ですが、何らかの原因よって「左右から1個ずつ」または「どちらかの卵巣から2個」の卵子が飛び出ることがあります。

それによって、それぞれが別の精子と出会って2つの受精卵となり、胎児として成長します。性別も、男の子と女の子の双子が生まれることもあるます。

ママが複数個の排卵が起きやすい体質だった場合や、不妊治療で排卵誘発したときに起きる場合などがあります。遺伝情報は同一でなく、性別や血液型は異なる可能性もあり、容姿は一卵性双生児ほどそっくりにはならず、年の違うきょうだい程度に似ているといった特徴があります。

双子と聞くと、ママたちは“一卵性か二卵性か”が気になりますね。ですが、より重要なのは、3つの“膜性”だそうです。膜性の種類によって妊娠のリスクや管理方法が異なるので、病院では13週までに分類をしています。

3つの“膜性”による双子の分類

膜性による分類

一卵性と二卵性は遺伝子による分類ですが、妊娠中のリスク管理では、「膜」による分け方が重視されます。膜とは、胎児に臍帯(へその緒)を通して栄養を供給する「絨毛膜(胎盤)」と胎児を包む「羊膜」のこと。これらの膜の数によって、3つのタイプに分けることができます。

ひとことで「双子」といっても、赤ちゃんを包む膜の状態で3つの“膜性”にわかれます。

絨毛膜が2つで羊膜が2つの「二絨毛膜二羊膜双胎(DD双胎)」

2人は別々の胎盤を持ち、双子間で血流が影響し合うことはほとんどありません。 胎児は、別々の羊膜で包まれたそれぞれの部屋で発育します。

絨毛膜が1つで羊膜が2つの「一絨毛膜二羊膜双胎(MD双胎)」

2人で1つの胎盤を共有している状態です。胎児の血液は胎盤を通じて双子間を行き来しています。胎児は1人ずつ羊膜に包まれ、独立した部屋で育ちます。

絨毛膜が1つで羊膜が1つの「一絨毛膜一羊膜双胎(MM双胎)」

2人で1つの胎盤を共有し、血液は胎盤を通じて双子間を行き来しています。羊膜も1つだけで、1部屋の中で2人が発育します。

「絨毛膜の数=胎盤の数」「羊膜の数=胎児が成長する部屋の数」と考えると良いです。

たとえば一絨毛膜二羊膜双胎の場合は、胎盤は1つで胎児の部屋の数は2つということになります。

一卵性双胎

「二絨毛膜二羊膜双胎」「一絨毛膜二羊膜双胎」「一絨毛膜一羊膜双胎」

の、すべての可能性があります。どの膜性になるかは、受精後に2つに分かれる時期の違いにより決まります。

二卵性双胎

原則的に「二絨毛膜二羊膜双胎」になります。

双子とはいつわかるの?

妊婦健診の超音波(エコー)検査で双子かどうかわかります。ただし、双子の種類によって、わかる時期が若干異なります。

「二絨毛膜二羊膜双胎」は胎嚢(たいのう)がふたつあるのでエコー検査で胎嚢が確認できる妊娠5週ごろからわかることが多いようです。

一絨毛膜性二羊膜双胎」「一絨毛膜性一羊膜双胎」は胎嚢がひとつなので、双子であることがわかりづらいことがあります。心拍を2つ確認して「双子だ」とわかることが多いので、心拍が確認できる妊娠6週ごろからが一般的です。

一絨毛膜二羊膜双胎と一絨毛膜一羊膜双胎の区別はもう少し遅い時期になります。

双子を妊娠する確率

日本の出産件数が年間約100万件に対し、双子の出産は約1万件。双子を出産する確率は約1%で、約100人に1人のママが双子を出産します。ただし、これは不妊治療で授かるケースも含めており、自然妊娠では0.6%程度です。

一卵性双胎を授かる確率

自然妊娠で約0.4%、1000件の出産のうち4件程度といわれ、人種による差はあまりありません。

膜性の内訳は、

一絨毛膜二羊膜双胎……約4分の3

二絨毛膜二羊膜双胎……約4分の1

一絨毛膜一羊膜双胎……約1%

二卵性双胎を授かる確率

人種による差がとても大きいそうです。日本人では少なく、自然妊娠で約0.2~0.3%、1000件の出産のうち2~3件程度とされています。

双子の出産による男女の確率は、自然妊娠の場合、

男・男……約40%

女・女……約40%

男・女……約20%

(双子のうち一卵性が60%、二卵性が40%とした場合)

一卵性と二卵性の割合

一卵性の双子が生まれる確率は昔も今もほぼ一定で、1000組の出産に対して4組ほどです。

一卵性では1つの受精卵が2つに分かれて双子になりますが、その原因もわかっていません。どのような人が一卵性の双子を妊娠しやすいのかといった傾向かも不明です。

一方、二卵性の双子を妊娠するには、同時期に複数個の排卵が必要なので、「排卵誘発剤の使用」「体外受精」といった『生殖補助医療(不妊治療)』は、双子も含めた多胎妊娠の発生率を高めることがわかっています。

また二卵性ほど関連ははっきりしていないものの、一卵性の妊娠にも生殖補助医療が影響を与えているという報告もあります。

日本では排卵誘発剤が保険適用になった1970年代後半から全分娩件数に対する双子分娩の割合が上昇しましたが、ここ10年ほどはほぼ横ばいになっています。

妊娠検査薬では、どう反応する?

妊娠検査薬は、妊娠すると分泌されるホルモンである『hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)』を尿中に検出することで、妊娠しているかどうかを判定します。双胎妊娠ではhCG分泌が多く単胎より早めに検査薬陽性になる可能性は考えられます。

ですが、一般的には単胎でも生理開始予定日ごろ(妊娠4週)には判定が可能となっており、その差が問題になることはないでしょう。

ときどき、「hCGの分泌量が多すぎて、逆に陰性になるのでは?」という声がありますが、通常の双胎妊娠ではそんなことはありません。

双子を妊娠するのはどんな人に多い?

一卵性の場合、自然妊娠で双子の確率を上げる素因は判明していません。

二卵性の双子では、『遺伝や妊娠年齢(30~40歳。とくに35歳以上)、経産婦、以前に二卵性の双子を妊娠したことがある、身長・体重が平均より大きい、生殖補助医療を受けている、アフリカ系血統』といったことが報告されていますが、いずれも「二卵性の双子を妊娠した女性にこのような人が多かった」という傾向に過ぎず、双子を妊娠する方法はありません。

兆候と症状

双子の妊娠に特有の症状・兆候があるわけではありません。ですが、単胎の妊娠でもよく見られる以下のような症状は、双子ではより起こりやすいかもしれません。

つわり

単胎妊娠に比べて、つわりが長引いたり重くなったりする傾向はあります。hCGが単胎妊娠より盛んに分泌されることが影響していると考えられますが、つわりは個人差が大きく、すべての人に重い症状が出るというわけではありません。

おなかの張り

妊娠中期以降から、しばしばおなかの張りを感じることがあるようです。張りが頻繁なら、しばらく横になって休無事をしましょう。外出先なら、座れる所を探して楽な姿勢をとります。しばらく休んでいれば、張りはおさまることが多いです。

妊娠週数にもよりますが、休んでいても張りが続く、出血や痛みを伴うといった場合はあ必ず病院を受診しましょう。また一絨毛膜双胎で急におなかが大きくなって張るような場合には、『双胎間輸血症候群』の心配もあります。

胃の圧迫感

大きくなった子宮が胃の一部を押し上げることで、圧迫感が出やすくなります。食後には上体を起こして休んだり、食事を少量ずつ何回かにわけて食べたりするのもよいでしょう。

ただし特に妊娠後期に「胃の痛み」や「みぞおちの痛み」が強いときは、【HELLP(ヘルプ)症候群】という危険な合併症の症状の場合があるので、病院に相談してください。

腰痛

2人の胎児を下半身で支えるために、どうしてもおなかを突き出し、背中を反らした姿勢になります。そのため、腰や背中に負担がかかり、痛みを伴います。なるべく正しい姿勢を心がけ、骨盤ベルトの活用や妊婦さんに適したマッサージや指圧を試してみてください。

むくみ

妊娠後期に起きやすい症状で、特に脚などがむくみやすくなります。

ホルモンの変化や子宮が大きくなることなどにより、血管の性質や体の浸透圧、血行状態などが変化することで生ずると考えられています。

特に、夕方以降や疲れたときが要注意です。長時間立つことを避け、マッサージをしたり、弾性ストッキングを活用する、脚を少し高くして寝るなど多少は改善されますので、やってみましょう。

「むくみが急激に悪くなる」「左右の差が目立つ」「痛みが強い」「変色がある」といった症状を伴う場合は、血栓症の心配もありますので早めに病院に相談してください。

【仰臥位(ぎょうがい)低血圧症候群】

あおむけに寝ると、大きくなった子宮が太い静脈(下大静脈)を圧迫することで血圧が下がり、気分が悪くなります。妊娠後期によくみられますが、とくに双胎では起こりやすい症状です。左を下にして横になることで改善されます。診察や検査であおむけになったとき、気分が悪ければ遠慮せずすぐに伝えましょう。

双子妊娠のリスク

双子の妊娠はリスクが大きい

双子の妊娠では1人のときよりも、「早産、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群、子宮内胎児発育遅延、胎児形態異常、子宮内胎児死亡」といったさまざまな合併症が起こりやすくなります。 

絨毛膜双胎(MD双胎、MM双胎)に特有のリスク

「双胎間輸血症候群」が知られています1 絨毛膜双胎では1つの胎盤を2人で共有し血管がつながっているので、どちらかの胎児に血液が多く流れるなど循環血液量のバランスが崩れてしまいます。

さらに1 絨毛膜双胎の中でも1羊膜で両児を隔てる羊膜がない場合(MM双胎)には、へその緒が絡みつく臍帯相互巻絡(さいたいそうごけんらく)が起こりやすく、突然の胎児機能不全や死亡のリスクが高くなります。

双胎妊娠では、1人を妊娠するときよりも手厚い妊娠管理が不可欠ですが、膜性のタイプによってはさらに慎重な管理が必要になります。

早産

妊娠22週以降かつ37週未満に出産することです。早い時期からおなかが大きくなり自然早産が単胎より多いことに加え、妊娠高血圧症候群などにより出産を早める人工早産もあり、双胎妊娠の約50%が早産になるといわれています。

生産期以外で規則的なおなかの張りや痛み、出血など、早産が心配な症状が出た場合は早めに受診しましょう。早産の危険性が高い状態で「切迫早産」と診断されれば、入院となることが多いです。

妊娠高血圧症候群

妊娠20週以降、分娩後12週までの「高血圧や、高血圧」に「たんぱく尿」を伴う症状が出る病気です。妊娠後期に多いですが、それより早く見られることも。妊娠高血圧症候群と診断されたら、出産まで入院に。重症化すると、『子癇発作(けいれん)、常胎盤早期剥離』などを起こし、母子ともに危険な状態になることがあります。

胎児発育不全

おなかの中で、胎児の体重増加がよくない状態です。胎児の1人、もしくは2人とも超音波検査での推定体重が標準より軽い場合があります。双子は単胎よりも小さく生まれる傾向はありますが、推定体重が軽い場合は胎児が元気であるかに注意して経過をみていかなければなりません。

胎児先天異常

胎児の体の一部の形や働きなどに異常がある状態です。単胎では”2~3%”に対し、双胎では”6~7%”に増えます。

二絨毛膜双胎より一絨毛膜双胎で多く、超音波検査で発見されるケースがありますが、生まれる前にはわからないことも多いです。

その他『HELLP症候群、血栓症、産後の過多出血』なども単胎妊娠に比べてリスクが高く、注意が必要です。

一絨毛膜(二羊膜あるいは一羊膜)双胎のリスク

一絨毛膜双胎では1つの胎盤を2人の胎児が分け合って共有し、お互いの間に血液の行き来があります。その不具合による問題を生ずることがあります。

双胎間輸血症候群(そうたいかんゆけつしょうこうぐん)

2人の間の血液の行き来が、何らかの原因でアンバランスになってしまうことです。

1人の胎児は羊水過多となり、心不全などの合併症になる可能性があります。もう1人の胎児は羊水過少となり、成長が妨げられます。

一絨毛膜二羊膜双胎では約1割に生じ、治療なしでは2人とも子宮内で亡くなってしまう(胎児死亡)可能性が多いです。血液の行き来をレーザーで遮断する手術が標準的な治療法です。

Selective IUGR (一児の胎児発育不全)

双胎間輸血症候群ではないものの、1人の胎児が標準より小さい状態です。

一絨毛膜双胎の約1割にみられ、胎児死亡になってしまうこともあります。2人の胎盤の分け合い方が不均等であることが原因で、血流の行き来の偏りも関係しているといわれています。治療としてレーザーによる手術を行うこともあります。

双胎一児死亡時の問題

時には、1人の胎児が何らかの原因で胎児死亡してしまうことがあります。亡くなった胎児に向かって急激に血液が移動するため、生存している胎児は重い低血圧・貧血になることがあります。その結果、胎児死亡や、脳などの障害を起こす可能性があります。

一絨毛膜一羊膜双胎のリスク

臍帯相互巻絡(さいたいそうごけんらく)

子宮の中で2人を隔てる膜がないので、2人の臍帯(へその緒)が絡まっていることが多く、これを“臍帯相互巻絡”といいます。ときにこの相互巻絡により胎児への血液の流れが妨げられ、1人あるいは2人とも胎児死亡になってしまう可能性があります

このような危険性があるため、一絨毛膜一羊膜双胎の場合は早めに入院し、34週ごろまでに帝王切開で分娩とすることが一般的になります。

ママや胎児のリスクに対して過度に心配することはありませんが、リスクに対する正しい理解は重要です。妊娠の診断を受けて「双子です」と言われたら、全国にある周産期母子医療センターをはじめとする、早産や緊急手術にも対応できる病院で健診・出産をすることが望ましいです。また病院を選ぶ際には家から通いやすい利便性も考慮したほうがよいでしょう。

まとめ

自分たちに子どもができると、今までの周りの風景が変わります。小さい子を見れば、この子もああなるのかな…双子ちゃんを見つけるとお世話大変そうだな…けけどかわいいなぁなんて思いますよね。

妊娠や出産は当たり前のことと考えがちですが、実はさまざまなタイミングが積み重なった結果です。

双子を妊娠するのはその中でも1%ほど、とても奇跡です。双子は妊娠中や出産時のリスクが通常よりも大きく、妊娠初期の診断がとても大事です。

月経が遅れ妊娠反応検査薬を使って妊娠しているかを確認し、産科にすぐ行きましょう。

現代では、以前に比べればずっと安全に出産することができるようになっています。わからないこと不安なことはお医者さんに相談をし少しでも取り除いてくださいね。

ご参考になりましたでしょうか?最後までお読みいただきありがとうございます。

この記事を書いた人
へっぽこママのちよ

育児・子育ての手助けブログです!
17歳の年の差婚、ママは2年目になります。
未熟なところがありますが、愛しい息子と毎日育児に奮闘中!
自分も初めてで助けられたことを他のママさんにも共有したいと思っています。
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