こんにちは、へっぽこママのちよです。
どの家庭でも、嫁姑問題はありますよね。
どんなに良い姑さんでも、今までは他人だったわけで…打ち解けるにも短期間じゃ難しい。性格が合わなかったら、何年経っても打ち解けないのが当たり前です。そんな嫁姑問題、旦那さんは相談したら味方になってくれますか?
「母さんはああいう人だから…そんなことで気にするなよ」などと、全く妻の味方をしてくれない旦那さんは多いと思います。
嫁姑問題で一番に味方してほしいのは旦那さんです。
そんな旦那さんが、味方になってくれないと妻の居場所は狭くなり、一緒にいることでさえ息苦しくなってしまいます。お付き合いしているのであれば、さっさと別れることは可能ですが、結婚してしまうとそう簡単に離れることはできませんよね。
結婚前は、嫁姑問題上手くやるぞ!といきこんで頑張っていても、いざ子どもを出産したり、自分の家庭をもつようになると、そういった心の余裕が持てなくなります。そうなると、相手の嫌な部分ばかりが目につくようになってしまい、旦那も味方になってくれないと、さらに夫婦関係も悪くなってしまいます。
そうならないためにも、なぜ味方になってくれないのか、どうしたらいいのかをしっかり理解をして、話し合うことが大切です。
旦那はなぜ妻の味方をしてくれないのか

嫁姑問題が起きて、妻の味方をしてくれない旦那には大きく分けて3つのタイプがあります。
◎姑をかばうタイプ
◎無関心なタイプ
◎妻を責めるタイプ
それぞれタイプは異なるようにみえますが、どのタイプも妻の味方をしてくれないことに変わりはありません。なぜ、一番愛しているはずの妻の味方になってくれないのでしょう?
実は、嫁姑問題が起きたときに旦那がどういう態度を取るのかは、彼がどういう育てられ方をしたかが強く影響してきます。
タイプ1:マザコン
旦那が味方になってくれない一番の理由は『マザコン』です。
体は成長しているのに、精神的にまだ子どものまま。肉体年齢、社会的年齢は目で見えても、精神的年齢は目で見えないため。結婚した後に「こんな人だと思わなかった」と絶望する妻が多いのです。
しかし、マザコンだけで一方的に責めてはいけません。なぜかというと、マザコン旦那は幼い頃から母親の”過保護”や”過干渉”などによって、自立する機会を奪われた被害者であるからです。
健全な親は子供が自立を出来るように導いてあげるものですが、子離れできない母親はいつまでも「私がいないと何もできない子供」だと決めつけ、何でもしてあげようとしてしまいます。
マザコン旦那は母親からの過剰な愛情を受けすぎた結果だと思いがちですが、実は逆で母親から信頼されず自立できなかったので、無意識に愛情不足を感じてしまいマザコンになってしまうのです。
タイプ2:恐怖心がある
もし自分の姑が、支配的な姑だったら…旦那は母親への恐怖心から味方になってくれないのです。
小さい頃から母親は支配され続けてきて、母親の言うことは絶対服従しなければならないと思いこんでいるため、その暗黙のルールを破ることに強い抵抗を感じてしまうのだそうです。
そのため、妻の味方をすればなにか怒るんではないかという漠然とした恐怖心から母親を優先してしまうのです。母親を怒らせるより、妻を怒らせるほうが精神的に断然楽だと感じてしまうんだそうです。
タイプ3:罪悪感がある
私達が小さい頃、年配の人には敬意をもって接しなければならないということを教わりました。
誰でも自分の親は大切にしたい、親孝行して育ててくれた恩を返したいと思うものですが、妻の味方をしない旦那は、そんな思いが強すぎて無条件に「親を大切にする」ということだけが目的になってしまっています。
もしかしたら、心のどこかで「うちの母親は周りの母親とは違う」と感じていても、親を大切にするべきだと強く思い込み、親を裏切ったときの罪悪感に耐えられないため、妻の味方をすることができないのです。
そのため、妻からは「頼りない夫」と思われてしまうのです。
タイプ4:自己中心的
一番最悪なタイプです。
そもそもが面倒なトラブルに巻き込まれたくない、という自己中心的な考え方をするタイプです。
自己中な旦那は自分がいちばん大切なので、嫁姑問題には一切関わろうとしません。
つまり、嫁姑どちらの味方をしないことで自分自身が混乱の渦に巻き込まれるのを避けているのです。問題の原因が自分にあることを指摘されると、激怒したり、黙り込んだりと子供のような一面も出てきます。
そもそもが自分勝手な人なので、自分以外のことにはまるで興味がありません。このような旦那を味方をつけるには、戦略的な方法で慎重に対処していきましょう。
旦那が味方をしてくれないとき

嫁姑問題で旦那が味方になってくれないとき、あなた自身には選択肢があります。
◎今の状況を受け入れてなにもしないで我慢する。
◎今の状況を変えるためにダメ元でも旦那に働きをかける。
◎さっさと諦めて夫婦関係を終わらせてしまう。
今のあなたは、自分の味方をしてくれない旦那に対して怒りや諦め、絶望感を感じてると思います。ですが、大嫌いな姑からの攻撃に耐え続けるのは、精神的にも肉体的にも苦なので避けたい部分ではありますよね。
かといって、さっさと夫婦関係を終わらせることができないからこそ、悩んでしまうのですよね。まずは、ダメ元でもいいので旦那を味方につける努力をしてみませんか?
何もしてくれない旦那に腹が立つ気持ちは痛いほどよくわかりますが、まずは姑との関係を解決するための”道具”として旦那を利用しましょう!
旦那と別れることはその後でも遅くはありません!
旦那が変わることはできるの?

夫婦で話し合って、夫から「今までつらい思いをさせてごめん。これからは一緒に考えよう」と言ってくれたら、どれだけ救われるでしょうか。しかし、そんな言葉ではなく期待はずれな言葉が返ってくるかもしれません。
●「気持ちはわかったけど、で?俺はどうしたらいいわけ?」
●「母さんに問題があるのかもだけど、歯向かうのは無理」
などと否定的な返事が返ってくるかもしれません。こんな返事が返ってきてしまったら、ダメか…と諦めてしまうかもしれませんがそこは少し待ってください。
そもそも、旦那が子どもの頃から抱えてきた母親に対する精神的なトラウマは、たった一回の夫婦の話し合いだけで克服、解決することはできません。
今必要なのは『妻の励まし』と『変化する時間』です。
変化というのは少しずつ時間をかけてしていくものです。今は旦那にその変化が始まったかどうかが大切なのです。
“離婚”という言葉を駆け引きの道具にしてはいけない
なかなか旦那が理解してくれないと、イライラが溜まってしまい『わかってくれないなら離婚する!』などと、『離婚』を駆け引きの道具にしてしまいがちです。
ですが、離婚をという言葉を使った途端、旦那は開き直る可能性もありますし、なによりこの問題は旦那より自分が優位に経つことが目標では有りません。
トラブルが起きて、『離婚』という言葉を使ってしまいそうになりますが、離婚をちらつかせることで旦那が変わってくれるかというリスクを背負うのはよく有りません。
離婚はあくまでも最終手段です!本当に気持ちが冷めて離婚したいといのうであれば話は別ですが、離婚という言葉は駆け引きとしては逆効果になる可能性もあるので注意しましょう。
旦那に抵抗されてしまったら?
話し合いをして一番聞きたくない返事は…
●「嫁姑問題なんてどこにでもあるんだから、そんなことでいちいち気にせず上手く付き合ってよ」
●「大したことじゃないのに、大げさに考えすぎじゃない?」
●「もうその話はいい、聞きたくない。母さんに不満があるなら自分で言えば?」
●「余計な波風たてないでくれよ」
旦那に全く変化の予兆がみられない場合、本当にがっかりしますよね。
母親との関係には大きなトラウマをもっている旦那ほど、母親の機嫌が悪くなるような行為を強く抵抗します。上記でも言ったとおり、喧嘩するのは時間が必要です。
できるだけ、旦那の気持ちに寄り添い、背中を押すような言葉をかけましょう。
条件を出してみる
自分の母親への恐怖心や罪悪感が強すぎる旦那の場合「気持ちはわかるけど、俺からは伝えられない。きみにまかせる。」などと、あなた1人に問題を解決するように頼んでくる可能性があります。
この言葉を聞いてがっかりすると思いますが、こうなったら腹をくくって1人で姑に立ち向かうしか有りません!旦那が味方になってくれない場合でも、戦略を練って毒姑と対決することはできます。
ただし、旦那には条件を出しておきましょう。その条件は「協力してくれないなら、ひとりで立ち向かう私の足をひっぱらないでね」ということ。
●計画に口出しをしない。最後まで邪魔をしない。
●「妻が考えたことだから俺は知らない」などと姑に言わない。
●隠れて姑の味方をしない。
これも姑との対決前の戦略の1つです。その条件に旦那がうなずいたら、姑との対決に備えて準備しましょう。
旦那と別れるを選択肢に追加する

あなたが、どんなに頑張っても、旦那が何も変わらない、逆に今まで以上にひどくなるような場合は別れることも視野に入れなければなりません。
旦那が何も変わらない以上、これから先もずっと夫婦として生活する意味がなくなってしまうからです。むしろ、あなたにとっては苦しいだけの環境が続いてしまうのです。
●話に聞く耳をもたない
●「母親になにか言ったら許さない」などと責めてくる
●「そんなこと言ったら可哀想」などのかばうことばかり言う
こうなってしまったら、交渉の余地はなく自分の母親との関わりを変える意思が明らかにないと思える場合、夫婦関係は既に破綻している可能性が非常に高くなります。
あなたには1人の人間として平穏に生きる権利があります。いくら結婚した旦那だからといって、あなた1人が 辛くて苦しい生活を我慢する必要はありません。
いままでつらい思いを我慢して、自分にできることはやって、それでも結局何も変わらなかった旦那や姑の方に問題があるのです。
あなたが家を出ていくことは、決して”負け”というわけではありません。幸せになるための一歩だということを忘れないでくださいね。
まとめ

姑の問題で旦那が味方になってくれないと、悲しみよりも絶望のほうが大きいですよね。
さっさと離婚をできるなら精神的には楽ですが、生活面や子供のこと、金銭面を考えるとなかなか簡単には行動ができません。
旦那と離婚するのが正解というわけでは有りません。話し合いをし、努力をしてみて、解決できるのが一番です。
一度きりの人生「旦那が味方になってくれない!」と嘆くよりも「旦那を味方につけるにはどうしたら良いのか」というポジティブに考えてみましょう。これから先、いろいろな困難があると思いますが乗り越えていける自信がつくはずです!
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