こんにちは、へっぽこママのちよです。
「赤ちゃんに早く会いたい!」と産まれるのを心待ちにするパパさん。
ですが、心の隅で「親になる自覚が持てない」という想いがあるのもまた、パパの本音ではないでしょうか?
妊娠中の女性がママになるために、大きな変化を経験することは明らかです。ですが、赤ちゃんが生まれてくるまでに、父親にも乗り越えなければならないことがたくさんあります。
今回は
- パパになるために
- パパになるとどんな変化がある?
- パパになるための心構え
- パパになる自覚をもつメリット
- もっといいパパになるためには? 等
のお話をしたいと思います。
パパ自身が「できること」自分の「役割」を見出していくことで徐々に親になるんだという自覚が芽生えてきます。意識してやってみませんか?
最後までお読みいただければ幸いです。
こちら、パパ関連に記事になります!よかったら一緒に読んでみてください。
パパになると生活にどんな変化がある?

実際に子供が産まれたら、どんな風に生活が変化するのだろう?と不安に思っているパパが多いことだと思います。
- 自由に使える自分の時間が減る
- 飲み会参加に制限がかかる
- 夜は眠れないことが増える
- 突発的に子供を病院に連れて行く機会が増える
- 家事をするようになる
こういった生活変化があり、色々な意見があると思います。では詳しく考えていきましょう。
1:自由に使える自分の時間が減る
お仕事から帰宅して、ご飯を食べお風呂に入り少しでも自分の自由な時間を過ごしてからゆっくり寝るといった日常生活があると思います。
パパになると、この『自分や夫婦の時間』が減ってくることは事実です。
「俺は子供ができても、絶対自分の時間は削れない!」
と思うことは本人次第ですが、それはつまりママにそのままシワ寄せがいくことを認識しておいてください。育児は慣れるまでは結構大変かもしれません。
自分の時間が減ってしまうのはしょうがないことです。このことを理解していないと「なんで俺がしないとダメなの?」「俺のしたいこと何もできない」という思考になり、子育てが億劫になってくるからです。
そして、ママはパパよりも自分の時間を制限していることを忘れないでください。
2:飲み会参加に制限がかかる
飲み会に参加するということは
『本来なら帰宅してママのサポートをするべき時間を、すべてママに任せて、自分は仕事の延長・付き合いであるという名目で楽しくお酒を飲む時間に充てる』ということになります。
わかっていても、「飲み会も仕事」「たまには息抜きしたい」という気持ちが必ず出てきます。そういう時は夫婦で話し合いをして、飲み会参加の頻度を決めることをおすすめします。
ママも「行くな!」と言いたい訳ではありません。回数やその前後のリカバリーをしっかり決めて、ママの負担を考えてあげることが大切です。
決して、今まで通り、ある飲み会は全部参加!みたいなスタンスはやめましょう。
3:夜は眠れないことが増える
赤ちゃんは 喋れない分、泣くことで意思表現をします。それは日中も夜中も同じです。
そのため、夜はぐっすり眠れていたことがパパになると子供の泣き声でで眠れないこともあるということも覚えておいてください。
どんなに仕事で疲れていても、赤ちゃんは生きようと泣きます。
こういう時は、パパ・ママお互い協力しあって乗り越えていきましょう
4:突発的に子供を病院に連れて行く機会が増える
小さい子どもは急に熱を出したり、原因不明で具合が悪くなったりします。それは 夜中でも朝方でも起こります。なので大きい病院の救急に走る!ってこともあります。
急なことでわからないからという理由でママに任せっきりにするのはやめましょう。
こういう時「ママが一番不安ですし、責任を感じるもの」であることを覚えておくことが大事です。
パパが率先してサポートしてあげましょう。
5:家事をするようになる
『たまに手伝う』ではダメです。毎日自分から声をかけやっていきましょう。
「俺は仕事をしているから家事はしない!」というのは関係ありません。ママは無報酬で家事と育児どちらの激務をこなしています。
子供は2人の子供です。ママ中心で家事をする、という決まりはどこにもないということを覚えておきましょう。
パパになるための心構えは?

夫婦でこの家庭を守るという覚悟
これは『夫婦で』という点が大切です。
中心はママかもしれませんが、パパになれば、全てをママに任せっぱなしにしないで、『夫婦で』どんな壁も乗り越えていくという心構えをしっかり持ってください。
育児に正解はない
子育てをしていると、わからないことだらけで、自分で調べたり、人に聞いたりといろいろしていくと思います。育児に関する情報は溢れています。
もしかしたら、頑張ってやっている育児が間違っている、と書いてあるかもしれません。
でも、大切なのは『育児には正解はない』という認識を持つことです。
あれこれ他の情報に泳がされていては、不安になり、自分達の育児に自信がもてなくなる可能性もあります。正解はないんだと少し楽な気持ちで取り組んでみてください
他の意見に流されない・比べない
他の意見を参考にすることはいいことです。
しかし、あれやこれやと流されてると、軸がぶれてきて、育児が楽しく無くなってきます。
『他の子はできてて、うちの子は全然できないのはなんで…』など落ち込んで、成長過程なども比べたりるすのはやめましょう。
『育児を手伝う』という感覚は捨てる
これはパパになると、つい持ってしまいがちな感覚です。
『育児を手伝う』とは、ママが中心で育児をしている認識を持っているからこそ出てくる言葉です。この感覚は捨てましょう。
育児は夫婦でするものなので、パパも主体的にやるものです。ママの手伝いをしている感覚では、まだパパにはなれていないと思った方がいいかもしれません。
こういった認識から変えていきましょう。
ママに寄り添ってあげる
パパが仕事中はママは1人で育児をしています。毎日不安だと思います。
『一日中家にいたのに、なんで片付いてないの?』『え、まだご飯用意してないの?』
などと、仕事に疲れて帰ると自分の意見や要望を何も考えずに口に出してしまいます。
その心無い一言がママを傷つけてしまうことがあるということを覚えておきましょう。
育児は思い通りにいかないものです。
それを理解して『大変だったね、ありがとう。』と感謝を伝えましょう。
そして夫婦で育児に向き合っていくという姿勢を見せてあげてください。
パパになる自覚を持つメリット

自分も「ママを支えているんだ」という実感を得ることで、どこか他人事だった「妊娠」が自分事になります。
それがママの安心感やメンタルケアに繋がるだけでなく、夫婦の関係をより深い絆で繋いでくれます。
夫婦間の関係が良好であることは、「産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む」とされる“産後クライシス”の予防にもなります。
産後クライシスとは
出産によって心身にストレスやダメージを受け、妊娠期間中から産後にかけてのホルモンバランスの変化などが起こったママの意識と、家事や育児への関わり方についてのパパの意識が大きくずれ、夫婦の関係が悪化することを指します
パパになる自覚を持つ、具体的な方法

親になる自覚を持つには、ママの心と体のことや赤ちゃんの成長についてを知り、自分にできるサポートを積極的に行うことが大切です。
一緒に妊婦健診に行く
ママと一緒に妊婦健診(妊婦健康診断)に行きましょう。
地域自治体によって異なりますが、妊婦健診は妊娠期間中で約14回と設定されており、多くの健診施設や分娩施設でパパの同伴が可能です。
妊婦健診は回によって内容が異なりますが、赤ちゃんの心音を聞けたり、パパの同室が許可される超音波検査(エコー検査)室で赤ちゃんが動いている様子を見ることができたりすることは、そう多くありません。赤ちゃんの存在を実感するために、積極的に参加しましょう。
お腹の赤ちゃんに話しかける
パパやママの声などお腹の外の音が分かるようになります。お腹の赤ちゃんに向かって話しかけ、コミュニケーションをとることをオススメします。
妊娠6カ月頃になると、赤ちゃんの動きが胎動として感じられるようになります。ママのお腹に手を当てる習慣をつけ、赤ちゃんの動きの強さや回数を日々感じてみましょう。
もっといいパパになるための心がけ

「自分はこんなに頑張っているのにー!」と叫びたいパパ必見です。
まずは赤ちゃんと一日お留守番してみよう
ママがいつもしている育児、家事がどれだけ大変なのか。その大変さは、パパの想像をはるかに超えています。
本当の大変さを肌身で感じることができるのが、赤ちゃんと2人だけのお留守番。
一日だけのお留守番では、大変さが理解しにくいかと思いますが…何回もしているうちに、授乳の時間、おむつ交換の時間は待ったなしで、いつ泣き出すかは予想もできないことがわかります。
掃除や洗い物、洗濯をして、あれよあれよという間に一日が終わるでしょう。
子どもの成長を一緒に喜ぼう
パパのよくある勘違いは、「家事と育児を手伝えば自分は完璧だ」というもの。
実はママたちが本当に求めているのは、そういうことではありません。
家事や育児は当たり前で、その先の共感や一体感を求めているのです。
ここにパパが気づくことができるかどうかが、最大のポイントになります。ママが「この家族でよかった」という一体感を得られれば、幸せな家庭のいいパパに近づけるでしょう。
注意⚠
つい言ってしまいがちな「仕事で疲れているから」は、NGワードになります。共感していないことをわざわざ口にしているようなものです。絶対言わないでください。
「やってますアピール」は✕
パパがやりがちなミスといえば、「やってますアピール」です。
おむつを替えてるいいパパアピール。子どもと遊んでいるいいパパアピール。寝かしつけをしているいいパパアピール。
それをやっている最中も、終わった後も、わざわざアピールする必要は全くありません。
アピールがなくても、ママはパパの育児ぶり、家事ぶりをしっかり見ています。
パパが「自分は頑張っている」と思っていても、ママにそう思われていないのは、パパの育児や家事が表面的な手伝いにとどまっていて、本当の大変さがわかっていないからなのです。
まずは言われて動くではなく、自分から声掛けをしながら実践していきましょう。
まとめ

ママからの本音も少し混じりましたが…パパになるためには、ママと同じくらい試して学んでいくことが大切です。
ママもパパと同じで、赤ちゃんが産まれてから毎日が勉強になります。
それを「ママならできるでしょ」と突き放さないで一緒に学んで絆を積み重ねていきましょう。
ご参考になりましたでしょうか?最後までお読みいただきありがとうございます。
コメント