こんにちは、へっぽこママのちよです。
『イクメン』という言葉が広まり、男性が積極的に子育てに取り組む環境になってきました。
そんな、『イクメン』ですが…定時で仕事を退社し、子どもとの時間を増やし、一緒にお風呂に入ればイクメンだと思っている『自称イクメンパパ』になっていませんか?
ママがパパに求めているイクメン像になるのはそれほど簡単でなことではありません。
「真のイクメン」になり楽しい生活にしましょう。
『イクメン』への道のり

職場で『週に一度は定時退社して子どもとお風呂に入ります』とイクメン宣言をしたら拍手が起きた」という新聞記事があったそうで…この話を聞いてママはびっくりします。
そのくらいのイクメンでは本人だけ悦に入るばかりで、ママの負担がどれほど軽減されるかは疑問です。定時退社して子どもとの時間を増やし、週に一度は一緒にお風呂に入るだけで「イクメン」と言われてしまってはママは困ってしまいます。
むしろ求めていることは、「家事」と「育児」をバランスよく夫婦でシェアすることを考える必要です。
これからイクメンを目指すパパは「心構え」として、パパをイクメンに改造しようと考えている女性は「操縦方法」の参考として読んでみてください。
イクメンの【心構え】

1:イクメンをして褒められると思うな
イクメンをすれば、褒められると思わないでください。むしろ、「職場や家庭」で文句を言われたり怒られると思いましょう。
「家事や育児の負担を軽減してあげてるのだから、褒められるべきだ」と思うのは大間違いです。
育児や家事は夫婦がふたりでシェアするものです。それに毎日必死に育児に取り組むママはメンタル的にも体力的にもいっぱいいっぱいで、パパを褒める余裕がありません。
褒められることのない育児家事に参加するのは当たり前!と思いましょう。
2:子どもと遊ぶのはイクメンではない
イクメンというのは子どもの遊び相手になることだけだと思っていませんか?それは育児に関わる楽しいところだけを切り取っているだけです。
こういう時は、自分が家事を担当し、ママがゆっくり子どもと遊ぶ時間を作ってあげることも大切です。
子育て中、家事は減るどころか増えます。育児よりも家事でどう関われるかが、イクメンへの道なりになります。ささっと何も言わずに洗い物をするというような地味な作業こそイクメンへの早い近道です!
3:家事の仕様を聞く
育児や家事をすると、「そうじゃない」と言われることが多くあります。最初は不慣れなのはしょうがないとしても、そこそこ慣れてきても何かと細かいことで怒られることがあります。
こういうときはママの「仕様」を明確にするようにお願いしましょう。
『洗濯物の折りたたみ方』『皿洗いのちょっとした手順』など、ママの希望が満たさない限り、お互いストレスの残る家事分担になってしまうので、言葉にしてもらいながらママの家事ルールを明確にするのがいいでしょう。
4:洗濯する(自分のものは自分で)
子どもの遊び相手をするだけでなく、家事をどこまで出来るかがイクメンの大事なポイントになります。
子どもの洗い物が増えて、ママは今までにないくらい負担になりますので、洗濯物くらい自分で回しましょう。もちろん、たたんで、引き出しにしまうところまでが『洗濯する』です。

5:家事育児できないならもっと稼げ
もしパパが「仕事が大変すぎて家事や育児に参加できない」というのなら、仕事に100%集中して、妻に家事育児のほとんどをお願いする選択もありです。
しかし、その場合は人よりも稼ぐこと、それこそ2人分を1人で稼ぐことの覚悟を持って仕事に臨みましょう。
仕事に集中したら年収2000万円以上を目指せるというならともかく、普通はイクメンしつつ仕事もしたほうが家族との時間を大切にできます。
6:夜の予定は事前申告せよ
残業であったり、夜のおつきあいがあって、帰宅が遅くなることは誰でもあります。もちろん、当日に決まることもあります。
ですが、できるなら前もって一週間くらいの「夜の予定」は予め明らかにしておく方がいいでしょう。
子どもを保育園からお迎えして食事を作ってお風呂にいれ、寝付かせさせるまではジェットコースターのような数時間です。座って一息ついている暇もありません。
「手伝ってもらえる」と思っていたものがメールひとつでいきなり「手伝えない」になるときのショックは絶大です。
ママの夜の予定が変更されてパパがいきなりバトンタッチすることはないのに、パパだけいきなり予定変更がOKなんて、おかしいと思いませんか?
7:時々、ママにひとりの時間を
仕事の合間にちょっと育児参加をして、イクメンを気取っているのならそんなものはイクメンではありません。
パパが子どもの面倒を全てみる時間を作ってみると、たった数時間でもその大変さに気がつくことがあります。特に乳児の時期にそうした時間をセッティングしてあげ、ほんの数時間でもママのリラックスになることでしょう。
8:子育ては楽しもう
子育てって、大変なことが多いのは間違いではありません。しかし、子育てを「面倒」と思っていては、子育ては『苦労や大変なこと』になってしまいます。
子育てを楽しむ意識は常に持ち続けてください。子どもは、日々変化し成長し続ける存在です。親の助けや愛情を必要としていることを素直に楽しむことができればイクメンは苦労から楽しいことになります。
まとめ

どうでしたか?「思っていたより大変な道のりだな…」「めんどくさいな…」なんて思ってませんか?
確かに、大変ですしめんどくさいですが、ママはそれを必死にこなしています。
少しでも、パパが力になってくれるだけでママの気持ちはすごく楽になります。
周りから『イクメン』言われるだけで満足しないで家の中でも『イクメン』になれるように頑張ってください。
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