こんにちは、へっぽこママのちよです。
子どもが成長し少しずつ手や足を使って遊べるようになってくると『粘土』で遊ばせてみたくなりますね。
今回は、『粘土遊び』についてお話したいと思います。
小さいと口に入れてしまうかもしれない…と心配になってしまうかもしれませんが、今では様々な材料で粘土が作られていて、口に入ってしまっても安心なものも多くあります。
子どもと楽しい粘土遊びができるように、ご参考になればと思います。
最後までお読みいただければ幸いです。
粘土遊びで成長する効果

粘土遊びは、他の遊びとは異なり、脳の成長を促す効果があります。
色や形、名前を覚えて想像力・表現力UP!
ただのフニフニした物体が、自分の手を加えることによって様々な形に変化していく様子は「表現力」を発達させます。
また、市販のカラフルな粘土を見ながら、どんな色があるのか、色と色が混ざるとどんな色になるのかを実際に目で見て感じることができることによって、色彩感覚を身につけることができます。
身の回りにあるものを粘土で作ろうと、自分自身で考える力も身につきます。たくさんのものを作っていくうちに「想像力」が身に付いていきます。
段取りを考える力
作りたいものが増えてくると、自分の作りたい世界はどんな順番で何を作っていけばいいのかを考えるようになります。
その中で、作る為の方法や段取りができるようになっていきます。
手先を器用にする
指先でつついたり、つまんだり、手を大きく開いて伸ばしたりと、手にたくさんの使い方があることを知り、応用していくことができるようになります。
道具を使ったりもするので、他のあそびには無い細かい作業をするうちに、器用さも身に付きます。
集中力がつき、情緒が安定する
粘土は、机の上で自分の手先を使ってじっと作業をするものです。
少し集中力に欠く子どもでも、何かのテーマを与えてあたえることによって、目標に向かって長時間、黙々と向き合うことができる「集中力」と「持続力」が身につくようになります。
粘土の種類

油ねんど
自然乾燥でも固くならず何度でも作り直して遊ぶことができるのが特徴です。
ただ、乾きにくいので作品を保存するのには向いていません。
昔から幼稚園や保育園などで親しまれているねんどです。
紙ねんど
紙ねんどは自然乾燥で固くなります。なので、作品の保存に適しています。
乾いたねんどに絵の具などで色を塗ることができるので作品作りに向いています。
小麦粉ねんど
小麦で作られたねんどです。100均などにも売っていますし、自分で作ることも可能です。
食品で作った粘土なので、小さな子供が口に入れても安心です。ですが、保存期間が短いというデメリットもあり、衛生面を考え遊んだ後は処分するようにしてください。
蜜蝋ねんど
蜜蝋ねんどは、蜜蝋(ミツバチの巣から蜂蜜をとった後に残るもの)から作られた粘土です。
自然成分から作られていて香りも良いので注目されています。
ですが、店舗などではあまり売られていないようです。
子供にあったねんどの選び方

特徴をみて種類を選んでみましょう。ねんどの種類によって、固さや扱いやすさが異なります。どんなふうにねんど遊びをしたいかで、使い分けてみてくださいね。
安全な素材のものを選ぶ
お家でねんど遊びをする時に気にするのは、やっぱり安全性です。
小さな兄弟がいると尚更気になるところだと思います。舐めたり口に入れてしまった時のことも考えながら選ぶと安心です。
メーカーで色味や工夫が違う
一言にねんどと言っても昔とは違い、今はいろいろな種類のものがあります。
メーカーによって色味が違い、特に海外のものは鮮やかで思わずママやパパも楽しくワクワクしてしまいます。
また、様々な工夫がされており、口に入れるとわざと苦くて飲み込みを防いでくれるようなものなどもあります。
安全面を重視したいお母さんはそのような工夫の部分もメーカーごとに比較してみるのがいいかもしれませんね。
年齢別、粘土の遊び方

年齢によって楽しめる遊び方が違います。
「家でねんどを使ってどんな風に遊ばせていいか分からない」というママたちも多いと思います。是非参考にしてみてください。
1歳
1歳頃は、手に取ったものを何でも口に入れたり、感触を確かめたりする時期です。
「何かを作る」というよりは、色彩や感覚を楽しむことを意識しましょう。
「ちぎる」「にぎる」「ニオイをかぐ」といった様々な動作を促してあげるといいですね。
また、この時期はまだ何でも口に入れてしまう子どもも多いので、口に入っても安全な素材で作られたものを選ぶのが安心ですね。
2歳
2歳を過ぎると、だんだんと指先を上手に使えるようになってきます。
いろいろな物の名前が理解できますので、ママやパパがねんどで形を作ってあげて、
「これはなーんだ?」と聞いてあげる遊びをしても楽しめます。
3歳
手の力や指先の器用さもついてきます。
この時期になると、自分で作りたいものをどんどん作らせてあげましょう。
粘土板や、ヘラや型などの道具を使って遊ぶこともできるようになり、本格的にねんど遊びができる歳になります。
4歳以上
このころには、ヘラや棒などを使い、よりリアルで多種多様なものを作り始めるようになります。
少しずつ親が目を離しても安全に遊ぶことができるようになります。
時間が経つと固まる粘土などで、色付けなどを活用して作品作りをさせてあげると、自分の成果となって残るため、自信にもつながっていきます。
おすすめの粘土や道具セット
お米のねんど はじめてのねんどあそび セット
その名の通り、お米でできたねんどです。
お米で作られているので安心して遊ぶことができます。
おやさいねんど
トウモロコシからとれる、でんぷん成分のコーンスターチを原材料として作られたねんどです。子どもたちが遊んでいてもママパパは安心ですよね。
Eco Kids 粘土 エコキッズ粘土
材料は野菜とフルーツと植物からのみと小さなお子様にも安全な粘土。
カラフルな色なので、安全なだけでなく遊んでいて楽しい粘土セットです。
たのしいこむぎねんど12色セット
シルバーバックのねんどはベタベタせず、柔らかくてこねやすいのが特徴です。
ふたが押し型になっていて小さなお子様でも遊ぶことができます。
どうぶつうんちねんど【きりん】
SNSでも話題のどうぶつうんちねんどです。こちらは「きりん」のうんちをテーマにしたねんどになります。
どうぶつうんちシリーズはトウモロコシのでんぷん成分であるコーンスターチを原料として、作られています。
防腐剤は通常の粘土に使用されている1/3の量に抑えられています。
ねんどと「おどうぐセット」12点入り
シルバーバックのねんどはベタベタせず、柔らかくてこねやすいのが特徴です。
たいらに伸ばしたり、きれいにカットしたり、本格的なねんどあそびが楽しめます。
粘土遊びは、大人のストレス発散にもなる?

実は意外なことに、最近は大人の方でも粘土を触ることでストレス発散に役立てている方々もいるそうです。
粘土は陶芸ほど難しくなく、なおかつ家で手軽にできるので人気のようです。
大人向けの粘土には、アロマの香りがついているものもあり、癒し効果も期待できら疲れてしまって何かに無心で没頭したい時、考え事をしたい時などに、粘土で作品作りをするのも気分転換になってよいかもしれません。
もちろん、子どもと一緒になって楽しめば、子どももきっとうれしいことでしょう。子どもの成長にも、大人のストレス発散にもなる粘土遊び。ぜひご家族で楽しんでみてくださいね。
まとめ

パズルと同じで、粘土遊びも子どもの脳を発達させてくれます。
雨でお外で遊べない日や体調を崩して登園できない日など、お家の中で楽しめる遊びの一つとして、ぜひお母さんも一緒にねんど遊びを楽しんでみてください!
ご参考になりましたでしょうか?最後までお読みいただきありがとうございます。
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