こんにちは、へっぽこママのちよです。
子供の肥満について考えたことはありますか?
現代、増えている子供の肥満
・子供の肥満の原因と肥満度チェック
・子供の肥満のリスク
・子供の肥満の解消法 等
今回は、上記についてお話していこうと思います。
子供の肥満は親の責任なのかも考えてみていきましょう。
ママさんたちに少しでも参考になればと思っています。
最後までお読みいただければ幸いです。
子供の肥満

近年で約20年ほど、子供の肥満は急激に増えていると言われています。
主な原因は『食生活の欧米化』です。子供の外遊び時間の減少なども含まれますが、1970年代には全体の5%以下だった肥満児の人数は現在では約10%を超える割合にまで増えています。
子供の肥満度チェック
3食の食事以外にも、間食としておやつやジュースをいつでも食べれる生活をしていると肥満になりやすくなります。6歳までの子どもは母子手帳にある成長曲線よりも体重増加が見られる場合は肥満傾向になります。
子供の肥満の計算方法
肥満度=[(実測体重-標準体重)/標準体重 ]×100
幼児の場合
15%以上:太り気味
30%以上:太り過ぎ
学童期の場合
20%以上:軽度の肥満
30%以上:中等度肥満
50%以上:高度肥満
となります。
医療機関にはいつ受診する?

母子手帳などに記載のある肥満度判定曲線や成長曲線を使ってお子さんの身長と体重を把握してみましょう。
体重が増加傾向だったり身長と比べて明らかに体重が重かったりしている場合は、一度医療機関を受診してみましょう。
子供の肥満はできるだけ早い時期に介入したほうが改善しやすいと言われています。
子供の肥満の原因は?

小児肥満の子どもは、その約70%が成人肥満に移行すると考えられています。
主な原因として
・「おやつ」や「ジュース」のとりすぎ
・カロリーオーバー
・運動不足
・遺伝的な要素
です。
子ども肥満の殆どは『単純性肥満(原発性肥満)』といって
“摂取エネルギーが消費エネルギーを上回っているため”のものになります。
食事のバランスの悪さやおやつ・ジュースの過剰摂取、運動不足などによって引き起こされるものがほとんどです。
1970年代以降、食生活やライフスタイルの変化によって子どもの肥満が急激に増えました。現在は、増加傾向は止まってきているようですが、すでに全体の10%を超える子どもが肥満となっています。
子供の肥満のリスク

主な肥満の問題点は、『生活習慣病』と呼ばれる「2型糖尿病」、「脂質異常症」、「高血圧」などの原因となること。
これらは動脈硬化を促進し将来的に‹心筋梗塞›や‹脳卒中›を起こすリスクを高める可能性もあります。
生活習慣病は成人だけではなく、子どもでも見られます。
また、「睡眠時無呼吸」を起こしたり、「膝・腰」などにも悪い影響を与えることも。肥満の状態を長く続けていることは決してよいことではありません。
子どもの肥満は大人の肥満の素です。特に年長児の肥満ほど大人の肥満に移行しやすいことがわかっているそうです。
思春期の時期になってしまうと、身長が伸びて体格が形成されてしまうことや、肥満を引き起こす生活習慣が定着してしまうことから元に戻すことが大変難しくなってしまいます。
小児期でも肥満解消はとても重要であり、できるだけ早いうちに始めるたほうがよいそうです。
子どもの肥満…親のせい?
子どもが欲しがるからといってお菓子やジュースを欲しがるだけあげては、肥満になってしまう子どももいます。おやつは、必ず1日の量や時間を決めてあげた方が良いですね。
子どもの「ひとりご飯」について
最近では、夜まで塾や習い事があり、夜ごはんは塾でお弁当を食べる子どもや、コンビニのおにぎりで済ませる子どももいます。
食事の時に親がいないと、食べ方や噛んでいる回数の確認もできなくなり、家でもご両親がいつも居なく「孤食」という常に一人で食べていると食事の楽しさがわからないまま大人になってしまう人もいます。
このような生活を続けると、噛んで満腹感を得るのではなく、量でお腹を満たすようになったり、お菓子やジュースだけ食べても親が気づかずに、いつの間にか肥満になってしまう子どももいるそうです。
子供の肥満の治療・解消法

子どもの肥満のほとんどは単純性肥満(原発性肥満)で、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回っていることが原因。
『食事・運動・生活リズムを整える』ことが重要です。
肥満の解消法
食事の時間・量を決めよう
食事は朝・昼・晩、できるだけ時間を決めて3食バランスよく摂取しましょう。特に、『脂質・糖質の多い偏った食事』に注意してください。
おやつは、量と時間を決めよう
お菓子の袋をそのまま出すのではなく、お皿に量を調整して出しましょう。また、油が多いものはひかえましょう。
ジュースは控えよう
ジュースはやめて、「お茶や水」で食事やおやつを食べられるようにします。
体を動かそう
スポーツを始める場合は、パパ、ママも一緒に楽しく行いましょう。お友達と一緒に始めてもいいですね。また、お友達と課外活動に積極的に参加しましょう。
太らないためには「食事」「運動」が鍵になってきます。食事内容の見直しや、適度な運動からはじめてみましょう。
『食事の時間や間隔、起床時間、睡眠時間など生活リズムを整える』ことも大切です。
規則正しい生活を心がけ、エネルギーが燃えやすい体に整えていきましょう。
子供の肥満外来を受診する
小児肥満の指導・治療が可能な病院もあります。食事内容のチェックや脂肪量のチェックなど、定期的に受診し医師の指導を受けます。
紹介状が必要な場合もあるので、まずはかかりつけの小児科医に相談してみてください。
なかなか痩せない原因は?

消費カロリーよりも、摂取カロリーが上回っていれば、痩せられません。1日のカロリーを計算して、子どもの食事とおやつを出すようにしましょう。
病気が隠れている場合
肥満にプラスして体調不良が見られる場合は、病気が原因となっている可能性もあります。
糖尿病
血糖のコントロールができなくなり、全身の臓器に影響がでます。
この結果、血管での動脈硬化が進行していきます。
脂肪肝
肝臓内部に脂肪がついてしまっている状態です。
睡眠時無呼吸
睡眠時に呼吸が止まったり、いびきや陥没呼吸が特徴です。
十分な睡眠がとれなくなり、日中の眠気や集中力の低下などが見られるようになります。心臓発作や糖尿病、不整脈、肥満にもつながります。
内分泌疾患
ある時点から身長の伸びが遅い場合には、内分泌疾患の可能性があります。早めに病院を受診してください。
病院を受診するべき目安

子どもに肥満が見られた場合は、早期受診をお勧めします。母子手帳にある、成長曲線を参考に確認してください。
または、ある時期から体重の増加がみられる場合、身長の伸びが低下している場合も、一度病院を受診してください。
まとめ

私も子ども肥満は少し敏感になっています。まだまだぽっこりお腹をしているので食べさせすぎて太っているのかなど気にしてしまっています。
今はまだ成長段階ではありますが、なるべく偏らないように心がけています。
子供の肥満対策のために親がしていること
子供の健康のために親ができることといえば「食事」と「運動」のサポート。食事のバランスを考えたり、外遊びをさせる、といった日常生活でできることを意識的にしている方が多くいました。肥満対策というだけでなくても、子供の健やかな成長にとって適度な運動と食事は大切ですよね。
参考になりましたでしょうか?最後までお読み頂きありがとうございました。
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