こんにちは、へっぽこママのちよです。
母乳をあげていると自然と体重が落ちて痩せる、という話をよく聞きませんか?
本当に母乳をあげるだけで痩せるのでしょうか?
今回は
- 母乳の消費エネルギー
- カロリーはどれくらい消費するの?
- 産後何ヶ月で痩せる?
- 母乳育児でも痩せない理由
- 母乳育児で痩せる食生活 など
のお話をしたいと思います。
実際に母乳で痩せたというママもいますが、全然痩せないというママもいらっしゃいます。ご参考になればと思います。
最後までお読みいただければ幸いです。
母乳の消費エネルギー

母乳はママの血液から作られます。
そのため、母乳育児中は母乳を作るべくママの身体はいつもよりも多くエネルギーを消費することになります。
消費エネルギーはいつもより350kcalも多い
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準報告書」では、女性の推定エネルギー必要量の身体活動が低い場合は1日あたり
18歳~29歳は1650kcal、30歳~49歳では同じく1750kcalになります。
それに授乳中は、母乳を作るためのエネルギー分を考えて+350kcalとされています。
350 kcalを体重50kgの人が運動で消費しようとすると、普通の歩行でおよそ3時間、軽いジョギングだとおよそ1時間20分ほどの運動量になります。
毎日授乳をしているだけで上記の運動と同等のエネルギーを消費していることになります。摂取エネルギーが妊娠前と変わらない場合、必然的に痩せていきます。
授乳の消費カロリーは、どれくらい?

母乳育児を続けていると、1日に約500~700kcalを消費するといわれています。
700Kcalを消費する運動といえば、
水泳のクロール約77分、ランニング約110分エアロビクス約140分に匹敵するそうです。
運動をせず体に負担をかけない状態であっても、かなりのカロリーを母乳育児で消費することができます。
母乳育児をすることでダイエット効果が期待できる可能性は高いです。
産後何ヶ月で痩せる?

母乳で痩せるのはいつからなのでしょうか?
産後1ヶ月
分娩後、すぐに体重が戻る人もいるようです。
産後1ヶ月で痩せるママは体質的にラッキーなママだと思いましょう。痩せていかなくてもまだまだ焦る時期ではありません。
産後3ヶ月
母乳育児にも慣れて、沢山母乳が出始めるのが産後3ヶ月くらいではないでしょうか?
産後のダメージからも体が回復しはじめ、外に出たり、思うように動けるようになることも、この時期に痩せる理由のひとつかもしれませんね。
産後5ヶ月
母乳で痩せる方の多くは産後5ヶ月~半年以内に痩せていくのを実感されているようです。
母乳量もだんだん増え、赤ちゃんも動き回るようになる大変な時期です。まわりから心配されるほど痩せすぎるのは、体調を崩す原因になってしまうのでしっかり食べるようにしましょう。
母乳育児でも痩せない理由

母乳育児をしているのに思ったように痩せていかないのはなぜでしょうか?
ママの体質もありますが、赤ちゃんの母乳を吸う力なども大きく影響しているため、効果には個人差があります。
もう1つの原因として考えられるのが、
「消費カロリーよりも摂取カロリーのほうが上回っている」ということです。
母乳をあげているから何を食べても太らないというわけではありません。
摂取カロリーが多ければおのずと太ってしまうものです。
育児で家にいる時間が多くなり、いつも何か食べている状態になってしまうと、どうしても使われるカロリーより食べるカロリーが上回ってしまい太ってしまう原因となってしまいます。
母乳育児で痩せる食生活とは
スナック菓子などの間食で空腹を満たさず、甘いものはお菓子より果物をよく噛んで食べましょう。
母乳として体内でつくりかえることができなかった糖質や脂質は無駄な脂肪に変わることもあります。食べる時間帯や栄養バランスを考えて、バランスよく食べるようにしましょう。
低カロリーで高タンパク質な食事をメインに、あたたかい飲み物を多く摂る(甘い飲み物は控えめに)食物繊維は腹持ちが良く代謝を高めるので、たっぷり摂りましょう
ママの食事は、赤ちゃんにそのまま行く栄養源でもありますから、バランスの良い食事をすることが大切です。
適度なエネルギー補充を心がけて

母乳をあげていると消費エネルギーが増える分、間食を増やさずいつもの食事を続けていれば日に日に体重が落ちていくはずです。
しかし、痩せすぎるのもよくありません。
ですが、母乳のためにと必要以上にエネルギーを摂取するのもよくありません。
まとめ

慣れない育児が始まり、バタバタで食べられなかったり、逆につい食べすぎたりと人によってさまざまですが、カロリーだけでなく食事の質に気をつけながら、適切なエネルギー補充を心がけてみましょう。
ご参考になりましたでしょうか?最後までお読みいただきありがとうございます。
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