こんにちは、へっぽこママのちよです
誰か教えたわけではないのに、男の子は電車を好きになり夢中になる子が多いと思います。
物心がつく頃になると、電車や乗り物などの強い好奇心を持ち始めます。それはなぜなのか、理由に迫っていきましょう。その理由がわかれば、電車好きの特性にあった育て方もできます!
男の子はどうして『電車』を好きになるの?

男の子は、電車などの乗り物が大好きです。なので、「プラレール」や「トミカ」「機関車トーマス」などのおもちゃも多く買う事があると思います。
そのおもちゃたちも、長い時代愛されてきました。去年ヒットしたアニメ「シンカリオン」も男の子に多く人気になりましたね。
ではどうして男の子は、飛行機や船、車ではなく電車を好きになるのでしょう?
実は、男女脳に違いがある!
まだ、言葉を発さない乳幼児でも電車という存在に強い好奇心を覚え、興味を持ち始めます。
物心がついたときには、踏切を見ると電車通るのをまつため足を止めて見届けることも多くあるでしょう。ですが、男の子と比べ女の子は電車にかじりつくことが少ないです。
では、なぜこのような差が生じるのでしょうか?それは【男女脳】の本質的な相違いがあります。
今では、鉄道に魅了される男の子のことを『子鉄』子供の影響で鉄道を好きになったママのことを『ママ鉄』なんていう用語が生まれる程です。
男の人に多い収集癖(コレクター欲)
はるか昔、狩猟時代には『女性は家で子育てと家事』『男性は外に出て狩りをする』という役割分担システムでした。
その狩猟本能の名残として、興味を持った対象物を片っ端から集めて制覇したいとう所有力は『男の子ならではの脳特徴』と言えるそうです。
電車にも「◯◯形◯◯号」や「△△鉄道◇◇形」などといった、多岐に渡る種類やモデルが存在します。電車や新幹線のわずかな色や形、ナンバーなどの差異を見極めて確認するプロセスは子どもの”知育”を育む土台となると言われています。
物事を理論的に考えることが得意
女の子の定番遊びは“おままごと遊び”に対し、男の子の定番の遊びは“乗り物遊び”。言語認識能力が優れている女の子脳に対し、理論的な考えを得意分野とする男の子脳という図式はあまりに有名です。
例えば、おもちゃにある「プラレール」の線路を組み立てる際、とっても高い“空間認識力”や“体系化”していく力が求められます。「ここに真っ直ぐな線路、あっちは曲がった線路を…ここには駅を置く…」という具合に、断片的な知識を上手に全体像とつなぎ合わせるプロセスは、『男子脳ならではの得意分野』なのかもしれません。
男の子にとって鉄道は身近な知育素材

鉄道や乗り物遊びを通して、”観察力”や”空間認識力”などを育む『実践的学びの場』として近年脚光を浴びるほど子どもの成長にプラスの影響が多いです。
『鉄道好きの教育”鉄”学』
専門家の見地が描かれた単行本になります。気になる方はぜひ見てみては如何でしょうか?
男の子の電車好きはいつまで続くの?

電車を卒業するタイミングっていつ?
男の子は生まれたときから動くものに興味を持ち、それが長じて電車を追いかけるようになります。電車というものを認識し、図鑑や動画、おもちゃのプラレールなどに日常的に接することで知識がどんどん深まります。
大体3歳が電車好きのピークになります。4歳頃になると徐々に電車から『スポーツや戦隊モノ、ゲーム機』などに興味が移りだします。
個人差はありますが、4歳頃が電車卒業のひとつのタイミングと言えます。もちろん卒業せずそのまま好きなままでいることもあります。
電車好きはやめさせるべき?
小学校に入学しても電車好きのままだと、周りのお友達に置いていかれた気がして不安になってしまうことがあるかもしれません。
ですが、鉄道も立派な”趣味”です。無理にやめさせることはありません。ママたちは、子どもの意思を尊重して見守ってあげましょう。
電車好きであるからこそ勉強の目的や楽しさに気づくこともでき、それがきっかけで仲のいい友達とも出会うかもしれません。卒業しなかったとしても、その子の個性なのでなんの問題もありません。
どうして男の子だけが電車を好きになるの?

男性と女性の違いは、生物学的にはホルモンや脳の構造の違いが大きいそうです。男性ホルモンの影響で、男性は動くものや大きいものに興味を持ちやすいことが、最近の研究で明らかになっています。
女性であっても、先天性の病気によっては胎児期に男性ホルモンを過剰に浴びた女の子は、男の子が好む遊びに興味を示しやすいという報告も明らかになっています。
固定概念(男の子=電車が好き)
“男の子は電車が好き”というのは、大人たちの共通認識でもあります。
なので、男の子にプレゼントをするとしたら「電車のおもちゃ」や「車のおもちゃ」などを贈ることが多いと思います。
子どもが欲しがるよりも、周りが買って与えるため電車グッズに囲まれる事によって電車を好きになっていくという見方もできます。
電車好きな子どもの育て方

子どもが電車好きであれば、それを躾や学びに活かさない手はありません。
電車を生きた教材として利用することで、子どもも遊びのつもりで積極的にやりたがるようになるはずです。まずは、親の共感が大事です。
電車を子ども一人で見せていればいい、という話ではありません。自立していない幼児にとって頼りになるのはパパとママです。
子どもは、パパとママに“自分のことを見てほしい”という欲求があります。
自分の好きなものを共有しているパパとママの姿を見ると、子どもは安心します。これを『共視』といいます。これで親子の心がつながります。
パパも関わりやすい
「イクメン」という言葉が注目されていますが、逆に言うと育児をするパパがいかに少なかったかの現れであります。パパも子どものころは、電車が好きではなかったですか?
童心に戻って子どもと一緒に楽しむことで、子どもはとても喜びます。
なかなか手が出しづらい子どもとの関わり方を、このようなきっかけで前にすすめることができます。ぜひ、今のうちに親子の絆をつないでみてはいかがでしょうか?
公共マナーを体得できる
電車の中で大声で泣いたり、騒いだりはしゃいだりする子どもを静かにさせることはママたちでも至難の業になります。すると「躾がなっていないと」白い目で見られることもあります。
トラブルも多くあるため、公共機関を使わずマイカーを使う家庭が多いようです。それでは、大きくなるまで公共機関マナーを学ぶ機会を失ってしまいます。
子どもは、子どもなりに状況を判断してその場に応じた振る舞いだできる自立した人間に育てましょう。電車には、様々な教育の機会があることを理解しましょう。
子どもたちが大好きな電車を生きたまま教材として活躍してみてください。
まとめ

筆者の子どもも男の子で、2歳のころに中古のプラレールを買ってからトーマスや新幹線にハマリしました。現在進行系で、プラレールを頑張って組み立ててみたり、パパが組み立てた線路にトーマスを走らせて夢中で遊んでいます。まだ、複雑な組み立てはできませんが、まずはつなげてみることから慣れていっているようです。
人間は生まれたときから生物学的な要因や周囲の環境から影響を受けることがわかりました。
個人差はありますが、これらが複雑に絡み合ったことで男性は電車好きにしていると思われます。
ご参考になりましたでしょうか?最後までお読みいただきありがとうございます。
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