こんにちは、へっぽこママのちよです。
抱っこ等で、寝かしつけをしているママさんは多いと思います。
ママが近くにいる間はスヤスヤ寝てくれるのに、離れた途端に泣き出すことがありませんか?
今回は
- 添い寝をするメリット・デメリット
- 赤ちゃんとの添い寝のリスク
- こんな添い寝は間違い!?
- 事故防止のためには? 等
のお話したいと思います。
少しでも育児中のママさんの参考になれば思います。最後までお読みいただければ幸いです。
添い寝でよく寝る理由やメリット

ママの温もりで赤ちゃんはよく眠れる
赤ちゃんはママの鼓動を聞いて温もりに包まれると、お腹の中にいたときのような安心感が得られます。
また、赤ちゃんは約50分おきに浅い眠りと深い眠りを繰り返します。
なので、眠りが浅くなったときに寝ついた環境と違うと、恐怖を感じて泣き出すことがあるようです。
寝る前はママが隣にいたのに目が覚めていなくなっていると、赤ちゃんは大きな不安に包まれるでしょう。ママがいつでもそばにいてくれるだけで、赤ちゃんは安心して眠れるのですね。
赤ちゃんの心の安定にもつながる
欧米では、生まれてすぐから赤ちゃんがひとりでベビーベッドで寝るのも普通のようです。こうして育った赤ちゃんは独立心が強く、手のかからない子どもと思われることも多いでしょう。
しかし、添い寝で育った子どもに比べて感情表現が苦手だったり、孤独感を抱えていたりする傾向もあるようです。
添い寝は、親が子どもを守るための本能的な行動です。そして、心の安定を得るのに欠かせないスキンシップになります。
添い寝は、毎日の眠りを心地よいものにするための一つの方法なのです。
ママは赤ちゃんの夜泣きや変化に気づける
添い寝をしていると、ママは赤ちゃんの小さな変化にもすぐに気がつけます。
実は、寝ているときに赤ちゃんの小さな声や動きに反応できるのは、ママだけの特別な能力でもあります。しかし、親子が離れて寝ていれば、せっかくの能力も発揮できません。
赤ちゃんは眠っているときにミルクを吐き戻したり、布団を蹴って寒くなったり、気づかないままでいると心配なことも多くあります。
本格的に目を覚まして泣き出す前に授乳や背中トントンをすれば、夜泣き防止にもつながります。
添い寝のデメリット

ママが横ではないとぐずってしまう
メリットが多いように思えますが、デメリットを感じることもあります。
例えば、寝るときに常に添い寝をしていると、ママが隣でくっついて寝ていないと赤ちゃんがぐずってしまう場合もあります。
ママも赤ちゃんと24時間ずっと一緒だと、疲れや寝不足でストレスを感じますよね。
パパにお願いをしようと思っても、ママの添い寝に慣れている赤ちゃんはママがいないとぐずることが多いです。寝かしつけを誰かにお願いできないので辛くなっていきます。
少し動くだけで赤ちゃんが起きてしまう
添い寝に慣れた赤ちゃんはママの温かいぬくもりで安心感に包まれるため、ママが少し離れたり動いただけで起きてしまう子が多いようです。
ママが赤ちゃんの少しの動きでも起きられるのと同じで、赤ちゃんもママのちょっとした動きを敏感に感じ取ってしまうのでしょう。
育児だけに集中できる環境であれば問題ないですが、赤ちゃんが寝ている間に家事を進める必要がある場合は
「離れるとすぐに起きて泣くので、家事がなかなか進められない」と悩むママもたくさんいます。ママの自由時間が減るのも添い寝のデメリットでしょう。
ママも寝不足になりやすい
赤ちゃんの様子を常にチェックすることができるので、返ってママが寝不足になることもあるようです。
特に月齢が低い時期は、「赤ちゃんがちゃんと呼吸しているかな?」「動いて布団が顔にかかっていないかな」など、赤ちゃんの様子が気になって気が休まりません。
ちょっとした赤ちゃんの動きに起きてしまうため、ママが熟睡できずに寝不足になるのでしょう。
赤ちゃんの体調や機嫌によって、添い寝をするかどうかを決めるのもよいですよ。
赤ちゃんとの添い寝することのリスク

添い寝にはメリット、デメリットがありますが、添い寝に危険性があることも事前に知っておくことが大切ではないでしょうか。
窒息する恐れがある
添い寝でまず気をつけなければいけないのが、添い寝をしているパパやママが赤ちゃんの上に覆いかぶさって窒息させてしまうことです。
ですが、ママが疲れていたりパパが一緒に寝ていたりした場合は注意が必要です。
また、大人用のベッドや布団は柔らかいため、赤ちゃんが寝返りをうって顔が埋まってしまい窒息するという事故もあるので注意が必要です。
添い寝をするだけでなく、大人用の寝具に寝かせるときにもリスクがあることを知っておいてください。
ベッドは転落や挟まる危険
大人用のベッドの高さは様々ですが、子ども用に比べると高いです。
大人が落ちてもかなりの衝撃ですが、子どもや赤ちゃんなら「頭蓋骨骨折」などの大ケガにつながる可能性もあります。
ママがちょっと目を離したすきに、赤ちゃんがベッドから転落する事故は多いようです。
たとえ壁にベッドをつけていたとしても、その隙間に赤ちゃんの頭や体が挟まる危険性もあります。
また、枕や掛け布団が顔にかかり、払いのけることができずに窒息する事故もあります。ベッドには危険が多いので、必ず目を離さないように気をつけましょう。
SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスク
生後間もない赤ちゃんが、突然なんの前触れもなく亡くなってしまう恐ろしい現象がSIDS(乳幼児突然死症候群)です。
未だにはっきりとした原因は分かっていませんが、SIDSが起こりやすい環境に「添い寝」が含まれることがあります。
ただ、逆に添い寝をした方が赤ちゃんが深い眠りに入り過ぎずにSIDSの予防になると考える研究者もいるようです。
SIDSには具体的な予防法がないため、添い寝やうつ伏せ寝などは避けた方がいいといわれています。
添い寝の事故防止策

布団、ベッドで添い寝する時の注意点
赤ちゃんがひとりで起きてしまっても危険がないようにしておきましょう。
枕元に置いてあるもの、手の届く範囲に赤ちゃんが触って危険なものがないか、赤ちゃんの上に倒れてきたらケガをする可能性があるもがないか、チェックしましょう。
逆に赤ちゃんが倒してしまう危険性もあります。
電気スタンドなどは手の届かないところに置くか、転倒防止の対策をしておいた方がよいでしょう。
大人用ベッドで添い寝する時の注意

大人用ベッドで添い寝をするときの安全対策
ベッドの場合、特に危険なのが転落です。転落防止の対策として、ベッドの片側を壁につける、ベッドガードをつけるなどの配慮をしましょう。
月齢が上がり寝返りができるようになると、転落の可能性が上がることも知って対策することが大切です。
「万が一落ちたときのために」と下にクッションや枕を敷く対策を取りたくなりますが、これは危険ですので絶対しないで下さい。
顔から落ちてしまった場合、顔が埋まって抜け出すことができずに窒息するリスクがあります。
親子で寝るときの並び順
ママと赤ちゃんが並んで寝る場合は、壁とママの間に赤ちゃんを寝かせるようにすると安全性が上がります。
親子で川の字で寝るとき、パパとママの間に寝かせてしまうと小さな赤ちゃんは大人が両側から迫ってきても逃げ出すことができません。
また、パパは眠ってしまうと赤ちゃんの存在を忘れる可能性がありとても危険です。なので、慣れるまではママを真ん中にして並んで寝る方がよいでしょう。
まとめ

実は私も、子供がそばにいないと「泣き声で起きれないんじゃないか」「息してるか気になってしまう…!」と眠れずに、添い寝をしていました。
今考えるととても怖いことですね…。
赤ちゃんと一緒に寝ることは、スキンシップにもなって親子の信頼を深められるものです。
デメリットはありますが、添い寝は昔からママと赤ちゃんが行ってきた習慣です。
危険性と事故の可能性を十分理解して、添い寝をするときは安心して眠れる環境を作ってください。
ご参考になりましたでしょうか?最後までお読みいただきありがとうございます。
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