こんにちは、へっぽこママのちよです。
育児中のママ、お仕事を頑張っているパパもたまにはゆっくり温泉に浸かりたいですよね。育児にも慣れてきた頃には、家族で温泉旅行も考えるのではないでしょうか?
しかし、「赤ちゃんって温泉に入れるの?成分とか大丈夫なの?」など気になるママも多いのではないのでしょうか?
結論から言いますと『生後数ヶ月から大丈夫という明確な答えはありません。』
医師の中でも意見はたくさんあります。
また、温泉施設によっては“年齢制限(◯歳以下は利用できない)”や“まだオムツを履いてる子は利用できない”などを設けいている場合もあります。
そして、温泉施設は危険も沢山あり心配はつきものです。しかし事前にしっかり確認し準備をすることで不安もなく、心も体もリフレッシュできる温泉旅行ができます!
今回は、赤ちゃんの温泉に入るメリットと注意点をご紹介したいとも思います。ぜひ温泉旅行を考えているのであればご参考にしていただければと思います!
温泉とお風呂の違い

適切な湯温や時間での入浴は、血圧を適度に下げたり、代謝の改善やストレス軽減などの効果が期待できます。これに加え、温泉の場合は含まれる成分によって様々な効能を持つものもあります。
温泉旅行の殆どは1~2泊程度のことが多いため、実質的には温泉入浴も家庭での入浴との大きな差があるとは考えられません。そのため、効果の面では温泉旅行と言っても基本的には入浴を伴う旅行がイコールと言えます。
一方、その温泉には入ってはいけない「禁忌症(きんきしょう)」が決められている温泉もあります。皮膚が弱い人の温泉入浴は禁止していることが多いので、温泉旅行は計画時に確認しておくことが大切です。
※妊娠中の温泉入浴に関して、以前は禁忌とされていましたが、その根拠がないことがわかり、2014年の法改正で禁忌ではなくなりました。
赤ちゃんと温泉やお風呂に入るメリット

大人にとってはお風呂や温泉などは、清潔を保つだけでなく心をリフレッシュする機会になります。では、赤ちゃんにとってはどんなメリットがあるのでしょうか?
清潔を保つ
赤ちゃんは大人の数倍以上の汗をかきます。
それは暑い夏だけではなく、冬でも汗っかきなので、汗をそのままにしておくと肌トラブルを引き起こしてしまいます。
お肌には、分泌液や汚れが溜まりやすいので、こまめにきれいにするためには入浴は良い機会になりますね。
家族との関係が良くなる
赤ちゃんと一緒に入ることで、家族との時間がより深まるきっかけになります。
これはママと赤ちゃんだけではなく、パパと赤ちゃんでも同じことが言えます。
ママの方が赤ちゃんといる時間が多いというご家庭がほとんどだと思いますが、入浴はパパが主体となって赤ちゃんに関われるいい機会です。ご機嫌をみつつ体に触れることで、赤ちゃんのことをよく知ることにも繋がり自信もついてきます。
温泉旅行をきっかけに、今後の育児にも生かされていきます。
ただし、なんの知識もなく急に赤ちゃんと一緒にお風呂に入るのは難しく危険が伴いますので、赤ちゃんが生まれる前の両親学級や沐浴指導、入浴方法を学んでおきましょう。
赤ちゃんはいつから温泉に入れるの?

冒頭でもお伝えした通り『生後何ヶ月から大丈夫という明確な答えはありません。』
温泉施設によって決まりが設けてありますので、温泉旅行を計画時確認しましょう。おすすめは、ベビーバスでの沐浴を卒業しており首が座ってからのほうが安心です。
先輩ママたちは、生後6ヶ月以降に温泉デビューをしている赤ちゃんが多いようですが、赤ちゃんの成長は一人ひとり異なるため、赤ちゃんの体調や発育を考えた上で検討しましょう。
赤ちゃんに的確な温泉の温度
赤ちゃんはママのお腹の中で慣れた体温に近い37度~38度位が羊水の温度と同じくらいです。
大人がちょうどよいと思うお湯の温度であっても、赤ちゃんにとっては熱すぎる湯温になります。小学生になるくらいまでは40度以下のぬるま湯がいいそうです。
大浴場の場合は一般的なマナーとして、勝手に水で湯温の下げることはタブーです。
せっかく温泉に行ったのに、子供が熱がって一切湯に疲れなかったというあるあるもあるので温泉旅行を計画したときにぬるめの温泉を選ぶか、時間貸しの家族風呂がある施設を選ぶのが良いですね。
温泉成分は大丈夫?
酸性泉と硫黄泉は禁忌症として「皮膚または粘膜の敏感な人」が挙げられていることが少なくありません。禁忌症に該当する場合「一回の温泉入浴でも有害事象が生ずる危険性がある」とされています。赤ちゃんの皮膚は厚さが薄く、成人の2分の1しかない部位もあって、バリア機能が未熟です。
大人が入ったときに刺激が強いと感じる泉質は、赤ちゃんにとてはより刺激が強いので避けましょう。禁忌症に含まれない場合でも、独特の匂いを嫌がったりすることもあるので注意が必要です。
感染症のリスク
重症となる肺炎や発熱を引き起こすレジオネラ症の原因となるレジオネラ属菌の感染源の1つとして「循環式浴槽」報告されています。
国内ではレジオネラ症の年間発生件数が温泉への入浴が増えるシーズンと関連して増加する傾向があります。レジオネラ肺炎を起こすリスクは成人であってもありますが、特に新生児や高齢者、免疫機能が低下している人はリスクが高いされています。
赤ちゃんの温泉デビューの注意点

普段とは違う入浴時間や場所は、思いのほか赤ちゃんや幼児にはストレスになることもあります。なるべく赤ちゃんの普段の生活ペースに合わせた入浴時間をおすすめします。湯上がり前後の随分補給もしっかりとることも大切です。
洗髪中など目を離す時
赤ちゃんや幼児と2人で大浴場に行く場合、自分が頭や体を洗っている最中はどうしても目を離すことになってしまいます。
他のお客さんがいるとはいえ、誰かが赤ちゃんや子どもを見てくれているわけではありません。一瞬目を離したスキに”転倒”や”浴槽にはいってしまう”ことも十分あります。
家族風呂を利用したり、時間差で浴場を利用して子どもとの2人だけの入浴を避けましょう。また、バスチェアを利用するなど、安全対策をねっておくことが重要です。
抱っこしながらの入浴
温泉成分で床が滑りやすくなっているので、赤ちゃんを抱っこしながらの浴場内での移動は細心の注意をしましょう。
長風呂をしない
赤ちゃんはのぼせやすいので、せっかくの温泉だとしても長湯は避けましょう。

排泄に気をつける
月齢によって異なりますが、赤ちゃんの排尿数は1日に15回~20回で、排便の頻度はかなりの幅があり1日おきの赤ちゃんもいれば、1日に6回~8回の赤ちゃんもいます。
排便を自制出来るようになるのは、1歳半から4歳ぐらいの間のことが多く、生まれて間もない赤ちゃんほど排便や排尿の回数が多いことから、入浴中に排泄してしまうことがあります。
自宅のお風呂場でなら笑って済ませられますが、公共の場では周囲の人や施設に迷惑をかけてしまいます。大浴場に入る前はトイレを済まし、入浴中に排泄しないように注意しましょう。
施設によってはベビーバスを用意しているところもあるので、日中もオムツが取れていない時期であれば、利用するのが良いですね。
入浴マナーは守る
大浴場の開放感を楽しむために、マナーを守ることが大前提です!
湯舟に入る前にかけ湯を使って、自分と子どもの体をよく流しましょう。
また、いつもと違う入浴環境ではしゃいで大きな声を出したり、逆に大泣きしてしまう子もいると思います。貸切の家族風呂や客室付き露天風呂なら、周囲を気にせず気兼ねなく楽しめますね。
赤ちゃん連れにおすすめしたい泉質
赤ちゃんとの温泉入浴でおすすめな温泉地と言えば、単純泉の泉質をもつ温泉地
「栃木県の鬼怒川温泉」や「岐阜県の下呂温泉」などが有名です。
テーマパークのように楽しめる温泉リゾートや周辺に観光スポットもある温泉地なら小さい子でも楽しく遊べますね。とくに箱根や軽井沢などは子供連れ温泉旅行にも最適です!
まとめ

大人だけで出かけるのと違って、赤ちゃんや子ども連れの温泉ではいくつかの注意点があります。
ママ・パパも、赤ちゃんもその場にいる人たちも楽しいばになるように、事前に調査し旅行の計画をしましょう。赤ちゃんと温泉に行くときは、必ず赤ちゃんのご機嫌や体調を万全にして楽しい旅行にしてください!
ご参考になりましたでしょうか?最後までお読みいただきありがとうございます。
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